簡単トラブルシューティング
「Windows 10」のキーボードやマウスが動かなくなったら試すべきTIPS
「Windows 10」のマウスやキーボードが動かなくなったとき、IT担当者が簡単に試せるトラブルシューティング手順がある。
Windowsの操作のほとんどはマウスかキーボードで行う。そのため、マウスやキーボードが動かなくなると、非常に困った状況に陥る。
「Windows Update」や年2回の機能アップグレードの適用後にマウスやキーボードが動かなくなった場合は、デバイスドライバの問題であることが多い。
また、マウスやキーボードはUSB経由でWindows PCにつないでいることが多く、PCのマザーボードのUSBやUSBハブに問題がある可能性もある。Bluetoothや無線接続でつないでいる場合も、USBを介していることが多い。
マウスやキーボードが動かなくなると、Windowsを操作する主要な手段がなくなる。幸い、IT担当者がこの問題を解決するために試すことのできる方法が幾つかある。
併せて読みたいお薦め記事
「Windows 10」のトラブル解決術
- Windows 10のクラッシュ原因や脅威が見える「Windows Analytics」とは
- 「Windows 10」のセーフモードを“F8キー連打”で起動するには
- Windows 10ユーザーなら笑えない5つの「困った」、解決策は?
「Windows 10移行」のハードル
ハードウェアの確認
常に効果があるとは限らないが、まずはWindows 10を再起動してみよう。運が良ければ、デバイス列挙フェーズでデバイスドライバの不足や問題点が検出される。Windows 10の準備が整い、サインイン可能になるまでに、そうした問題は自動的に解決される。また、問題が発生しているPCのBIOSを再起動すると、Windows 10のマウスやキーボードがBIOSやUnified Extensible Firmware Interface(UEFI)で正しく動作しているかを確認できる。
同じPCでも別のマウスやキーボードなら正しく動作するという場合は、バッテリーの問題である可能性がある。バッテリーに問題がなく、別のマウスやキーボードが動作する場合は、問題のあるマウスやキーボードを修理するか、適切なドライバを探す必要がある。
タッチスクリーン対応のPCなら、外付けのマウスやキーボードが動かなくなっても、トラブルシューティングを行うことができる。タッチスクリーンが正常に機能している場合は、マウスやキーボードとPCの間に問題があると考えられる。USBポート、USBハブ、無線接続、マウスかキーボードのいずれかを疑おう。
さまざまな可能性を探って原因を絞り込もう。別のUSBポートを試し、それでも動かなければ、別のハブを試してみる。
Windowsイメージの修復とリモート接続
Windowsリカバリー用メディアを作成し、ブート可能なWindowsイメージを用意する。リカバリー用ディスクで起動してマウスやキーボードが動くようなら、問題の原因は元のWindowsインストールにある。コマンドラインで「展開イメージのサービスと管理ツール」(DISM)を使ってリカバリーイメージからドライバをバックアップし、問題のあるWindowsイメージに同じツールで同じドライバをインストールしてみる。
ただし、イメージの修復によってハードウェアの問題をトラブルシューティングしようとすると、必要以上に労力がかかることがある。PCがリモートデスクトップ接続に対応している場合は(Windows 10の「Pro」「Enterprise」「Education」のいずれかが必要)、これを利用したトラブルシューティングも可能だ。
これを行うには、別のコンピュータから問題のあるPCに「Remote Desktop Connection Manager」でアクセスし、ドライバの修復や交換を試みる。この場合は「デバイスマネージャー」かDISMを使って、マウスやキーボードのデバイスドライバを修復する。
これらのどの方法を試してもマウスやキーボードの問題を解決できない場合もある。どうしても解決しなければ、PCのトラブルシューティングと修復のプロフェッショナルに頼る方がよいだろう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
新着ホワイトペーパー PR
-
比較資料
[セコムトラストシステムズ株式会社] 「自社に合うEDR」はどれか分かる? 比較・検討時の見極めポイントを解説 -
製品資料
[アルプス システム インテグレーション株式会社] まだ社内で眠らせたまま? AI活用の糧となる「データ資産」を有効利用するには -
市場調査・トレンド
[AvePoint Japan株式会社] “SCS評価制度”対応の第一歩、自社環境と要求事項とのギャップを把握する方法 -
製品資料
[株式会社BREXA Technology] 情報整理の自動化でインシデントの初動対応を効率化、AIエージェント活用のコツ -
製品レビュー
[ヴィーム・ソフトウェア株式会社] SCS評価制度を導入するだけで十分? 組織の防御力を高める活用方法とは
こんなメディアも見られています
TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
ベンダーコンテンツ PR
From Informa TechTarget
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
情シスの約8割が転職や退職を意識 調査で分かった“辞めたくなる最大の理由”
-
2
「Wi-Fi 7」経由でWindowsが乗っ取られる? 最高権限奪取の恐怖
-
3
「WSUS」終了の時限爆弾 “本命”移行先ツールとMicrosoft提唱の新管理手法
-
4
VMware離れの決め手は“機能”以外だった 情シス109人が選んだ新基準と死角は
-
5
Claude Codeでは「エージェントを作るな、スキルを作れ」 Anthropicが示すAI構築術
-
6
パッチなしで「今すぐサーバを落とせ」 Kiteworks異例警告の波紋
-
7
「データストレージの活用方法」に関するアンケート
-
8
「企業におけるAIの運用」に関するアンケート
-
9
「IBM i(AS/400)はクローズドなシステム」という誤解 DXに寄与する一歩
-
10
脱VMwareの前提が崩れる BroadcomのVDDK公開停止で確認すべき点
ホワイトペーパーランキング PR
-
1
「Google Workspace」活用事例34選、先進の生成AIによる組織変革の全貌
-
2
Linuxのスキルを証明する“激推し”の認定資格はこれだ
-
3
バックアップは“取っているから大丈夫”なのか? ランサムウェア時代の備え方
-
4
ネットワーク遅延の原因、「パケットロス」の基礎知識と効果的な解決策
-
5
月1000枚の紙を削減 9年動けなかった組織が、業務改革のその先に得たもの
-
6
「改正物流効率化法対策」徹底解説 総物流費を抑制するサプライチェーン戦略
-
7
Windows PCとMacの選択制で生産性向上 LINEヤフーが実践する運用管理方法とは
-
8
ソフトウェア開発の属人化と手戻りをどう防ぐ? 速さと品質を両立させる方法
-
9
AI活用を停滞させる「2:6:2の壁」を乗り越えるためのポイントとは?
-
10
ドラマで分かる、標的型攻撃メールの被害を受ける企業と回避できる企業の分岐点
TechTargetジャパン SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
TechTargetジャパンをフォロー