2018年第1四半期のハイパーコンバージドインフラ市場は、Dell EMC、VMware、Nutanixが優位を保ち、急成長するこの分野の大半を占めた。
調査会社IDCの2018年第1四半期版「Worldwide Quarterly Converged Systems Tracker」(全世界のコンバージドシステムについての四半期調査)によると、Dell EMCとその子会社であるVMwareがハイパーコンバージドインフラ(HCI)市場をけん引したという。この調査では、自社ブランドのHCIハードウェアとHCIソフトウェアの売上高を測定した。Nutanixはいずれでも2位だった。Hewlett Packard Enterprise(HPE)とCisco Systemsも市場全体で成長している。だが、上位2社からは大きく後れを取っている。
IDCはHCI市場を2つの方法で測定している。1つはハードウェアとしてのブランド観点、もう1つはソフトウェア提供元という観点だ。この2つの視点で見たHCI市場は、2018年第1四半期に前年同期比76.3%増の12億ドルに成長している。HCIの収益は、HCIの売上高で過去最高を記録した2017年第4四半期から横ばいを維持している。
HCI市場は、コンバージドインフラ(CI)の市場を上回るところまで来ている。2018年第1四半期のCIの収益は、前年同期比0.9%減の13億ドルだった。2017年第4四半期から2018年第1四半期までに4億ドル落ち込んだことになる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
HDDの容量が30TB超になると同時に、ストレージ技術はさまざまな進化を続けている。そうした中でもインタフェースに「SATA」(Serial ATA)を採用したHDDが変わらずに使われ続けている。なぜなのか。
カラオケ業界が直面するデータ増に対応すべく多くのストレージを試し続けた結果、4社27台の製品のメンテナンスに悩まされていたエクシング。この問題を解消すべく、同社は大容量かつコスト削減効果に優れた、新たなストレージを導入した。
メインフレームにおけるデータソート処理は、システム効率に大きく影響する。そこで、z/OSシステムおよびIBM Zメインフレーム上で稼働する、高パフォーマンスのソート/コピー/結合ソリューションを紹介する。
ECと通販システムを統合したパッケージの開発と導入を事業の柱とするエルテックスでは、事業の成長に伴いデータの容量を拡大する必要に迫られていた。そこでストレージを刷新してコスト削減や可用性の向上などさまざまな成果を得たという。
長年にわたり強力かつ安全な基盤であり続けてきたメインフレームシステム。しかし今では、クラウド戦略におけるボトルネックとなりつつある。ボトルネックの解消に向け、メインフレームを段階的にモダナイズするアプローチを解説する。
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。