2018年12月11日 05時00分 公開
特集/連載

富士通幹部が語るブロックチェーンでデータ流通管理、イノベーションを促すために必要なこと

あらゆる人やデータがつながる時代。そのつながりから新たな価値を生み出すために必要なのが、安全で透明性の高いデータ流通管理の仕組みだ。そこにブロックチェーンを活用すると……。

[やまもとはるみ,著]

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 2018年11月12日〜14日、ガートナージャパンはITイベント「Gartner Symposium/ITxpo 2018」を開催した。IT部門のリーダーが一堂に会したこのイベントの中から、本稿では、富士通執行役員常務の松本端午氏による講演「データ流通・利活用による日本の新産業創出への貢献〜ブロックチェーンで超える業種のカベ〜」の概要をお届けする。

企業同士の共創を阻む壁を越える

松本氏 富士通の松本端午氏

 IT企業のみならず、あらゆる産業分野においてデジタル技術による変革「デジタルトランスフォーメーション」(DX)が進んでいる。そうした中、業種の異なる多様な企業が手を組んで新たな産業を創出し、さまざまな社会課題を解決することが期待されている。

 新産業創出に当たっては、さまざまな障壁を乗り越える必要がある。異なる企業同士が価値を共創しようとすれば、それぞれが持っているデータを共有することが求められる。だが「相手が競合ではないか」「勝手に二次利用されないか」といったリスクから、なかなか踏み出せない。大事な顧客の個人情報が守られるかどうかという課題もある。信頼の置ける事業者に一手に情報を預かってもらうことができればいいという考え方もあるだろう。ただし、それはそれで、預けるためのコストが課題になる。

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