2019年03月26日 05時00分 公開
特集/連載

「BitLocker」が状況を悪化させる「自己暗号化SSD」の脆弱性を回避するにはどうすればいいのか?

オランダの研究者が、自己暗号化SSDに潜む脆弱性を発見した。脆弱性のあるSSDに保存したデータを保護するには、どうすればよいかのか、対策を紹介する。

[Judith Myerson,TechTarget]
画像

 研究者が自己暗号化ドライブ(SED)とも呼ばれる、自己暗号化機能付きのSSDに複数の脆弱(ぜいじゃく)性を発見した。これらの脆弱性の根本的な問題は何か、企業は何に注意すべきかを解説する。

 自己暗号化機能付きのSSDにはセキュリティの問題が2点ある。1つ目は、インタフェース規格ATA(Advanced Technology Attachment)のセキュリティモードに関する脆弱性だ。2つ目は、標準化団体Trusted Computing Group(TCG)が定義したストレージセキュリティの仕様「Opal Security Subsystem Class」(SSC)に関する脆弱性だ。これら2つの脆弱性により、認証されていない攻撃者が、暗号化されたSSDの内容を復号できてしまう恐れがある。

 ATAのセキュリティモードに起因する問題は、「本来のユーザーが設定するパスワードと、データの暗号化に使われるハードウェアベースの暗号鍵の間で、暗号学的な関連付けがなされない」という事態が起こることだ。脆弱性のあるドライブに物理的にアクセスできる攻撃者が、パスワードを入力することなく暗号鍵を知り、それを使って暗号化されたデータを復号できる可能性がある。

対象のSSDと脆弱性回避に必要な対策

ITmedia マーケティング新着記事

news139.jpg

新型コロナウイルスの感染拡大で注目される「巣ごもり消費」に関する意識――カンム調査
外出控えムードの中、消費意欲は「自宅でのエンタメ」に向かっているようです。

news091.jpg

オンライン医療が進む中国と台湾、日本 iOS「メディカル」アプリ最新人気ランキング
今回は、2020年2月度における中国、台湾、日本市場におけるiOS「メディカル」モバイルア...

news137.jpg

SDGsへの取り組みが最も高く評価された企業はトヨタ自動車――ブランド総合研究所調査
国内の主力企業のSDGsへの取り組みやESG活動に対して1万500人に聞いています。