「Android Enterprise」があればアップデートや業務アプリ配信がもっと簡単に?EMMとのAPI連携で効率化が進む

「Android Enterprise」のAPIを使うと、エンタープライズモビリティー管理(EMM)ツールを使ったきめ細かなAndroidデバイス管理が可能になる。何ができるのかを簡潔にまとめた。

2019年04月11日 05時00分 公開
[Jason BaytonTechTarget]

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 モバイルデバイス管理者は「Android Enterprise」のAPI(アプリケーションプログラミングインタフェース)を通じて、エンタープライズモビリティー管理(EMM)ツールによる「Android」の管理機能を強化できる。Android Enterpriseは、Googleが企業向けに提供するAndroidデバイス管理の仕組みだ。

 Android EnterpriseのAPIで利用できるさまざまな管理機能は、セキュリティやユーザーエクスペリエンス(UX:ユーザー経験価値)を向上させる。IT部門はAndroid Enterpriseの機能でデータを保護し、デバイス内のWebブラウザやアプリケーションを構成できる。ただし、こうした管理機能の一部は、特定の条件下でしか働かない。

 管理者はAndroid EnterpriseのAPIを使うことで、EMMツールでアップデートを延期したり、Android用の社内プライベートアプリケーションを展開したりといったタスクを実行できる。

Android Enterpriseでアップデートを管理

 Androidのアップデートを管理するには、以前は大変な苦労を要した。今では管理者は、アップデートをいつ、どのように展開するかを管理できる。

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