Dellはビジネス向けノートPC「Latitude」シリーズを新しい外観と機能で刷新した。オフィスの内外で仕事をする従業員を支援しやすくなる、と専門家は評価する。
DellのノートPC「Latitude」シリーズの最新モデルは、管理機能を充実させた他、バッテリー駆動時間や充電機能、セキュリティ機能を強化している。これらの新モデルは、同社のデバイスライフサイクル管理製品群「Dell Technologies Unified Workspace」との併用を想定して開発されている。Unified Workspaceは、DellのデバイスやVMwareのデジタルワークスペース製品群「Workspace One」、Secureworksの情報セキュリティサービスを統合した製品群だ。
「スタイリッシュな外観でバッテリー駆動時間の長いPCを、Unified Workspaceで管理できるとなれば、多数のPCを従業員に支給しなければならないIT部門にとって魅力的だ」。調査会社TECHnalysis Researchのプレジデント兼主席アナリストのボブ・オドネル氏は、こう話す。オドネル氏はUnified Workspaceについて「特にVMware製品を既に利用している企業にとって便利だろう」と評価。「IT部門は、デバイスにインストールするアプリケーションを細かく管理できるようになり、柔軟なデバイスからデバイスの切り替えやサポートも可能になる」と説明する。
Unified Workspaceにより、企業はデバイスの支給と管理がしやすくなる。ただしUnified Workspaceは無償で提供されるわけではないと、オドネル氏は注意を促す。Unified Workspaceの機能を実質的に活用するには、VMwareとのライセンス契約が必要になるという。
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