2019年09月26日 05時00分 公開
特集/連載

SplunkやPagerDutyがしのぎを削る活気づく「BizDevOps」市場、だがユーザー企業には「まだ早い」?

開発部門、運用部門、ビジネス部門の3者が協力する「BizDevOps」が活気づいている。さまざまなITベンダーがBizDevOps機能を提供し始めているが、ユーザー企業にとっては「高根の花」の可能性がある。

[Beth Pariseau,TechTarget]

関連キーワード

DevOps


画像

 開発部門、運用部門、ビジネス部門の3者が協力する「BizDevOps」は、ビジネス目標とIT目標の連携を促す。BizDevOps用のツールは多数存在する。だがユーザー企業は、こうしたツールを効果的に使用できる状況にはない。

 2019年7月、アラート管理ツールベンダーのPagerDutyはBizDevOpsツール「Business Response」を発表した。技術部門以外の従業員をターゲットにしている。AppDynamics(Cisco Systemsが買収)やNew Relicなどのアプリケーションパフォーマンス監視(APM)ベンダーも、ビジネス関係者向けのダッシュボードとワークフロー機能を提供している。

 VictorOpsを買収したことでPagerDutyの新たな競争相手となったログ分析ベンダーのSplunkは、2019年4月に業務用のデータマイニング製品「Splunk Business Flow」を提供開始した。Atlassianもビジネス部門向けのインシデント対応を自動化するツール「Opsgenie」を提供済みだ。

 ユーザー企業側の現状に目を向けると、ほとんどの企業は、BizDevOpsを実際に実践できているかどうか、いまだ不明だとアナリストは語る。顧客価値を高めることの重要性が増すにつれ、ITシステムはますます多くのビジネス分野と、人々の働き方に浸透し始めている。だが「どの企業も、新しい市場に参入する方法を見つけ出せていない」と、調査会社RedMonkのアナリスト、レイチェル・スティーブンズ氏は語る。

画像 ITインシデントをビジネス部門ユーザーに分かりやすく表示するBusiness Response《クリックで拡大》

BizDevOpsは企業にとって「高根の花」

ITmedia マーケティング新着記事

news019.jpg

「ラグビーワールドカップ2019」がおじさんの心を動かす――CCC調査
「ラグビーワールドカップ2019」が日本で開催されたことで日本人のラグビー愛にどう変化...

news044.jpg

誰のためのBI? 本当の「アナリティクスの民主化」って? マイクロストラテジー・ジャパン社長に聞く
「エンタープライズBI+セルフサービスBI」を掲げるMicroStrategy。同社日本法人社長に話...

news089.jpg

「平成ジャンプ世代」の男女共に約8割は結婚意向あり――Pairsエンゲージ パーソナル婚活研究所調べ
「平成ジャンプ世代」とは、未婚のまま平成の30年間を飛び越えて令和を迎えた昭和生まれ...