2019年10月01日 05時00分 公開
特集/連載

データ改ざんや破損の検出に「ブロックチェーン」を災害復旧(DR)に活用する2つの方法

一般的な用途ではないが、災害復旧(DR)にブロックチェーン技術を生かそうとする動きがある。ブロックチェーンがデータ保護やデータ復旧にどう役立つか解説する

[Brien Posey,TechTarget]
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 複数のコンピュータで正しい情報を共有する「ブロックチェーン」が活躍する著名な業界といえば金融業界だ。特に暗号資産(仮想通貨)との関係が知られている。ただしブロックチェーン技術の用途はそれだけではなく、潜在的用途は幅広い。災害復旧(DR)も用途の一つだ。

 ブロックチェーンを使うと、複数のコンピュータに分散保存されている台帳内に、タイムスタンプを付けて台帳項目を書き込むことができる。各台帳項目は、その直前の台帳項目から生成したハッシュ値を持ち、その次に作られる台帳項目に自身のハッシュ値を持ってもらう。こうした関係性により、台帳項目の改ざんを防ぐ。

 最近、ブロックチェーンをDR目的で使用することに関心が集まっている。ストレージのデータを台帳項目として扱う提案もある。残念ながら、恐らくこれはブロックチェーンの使い方としては最善ではない。ブロックチェーンは設計上、そのような大きな台帳項目を扱うことを想定していない。ブロックチェーンで大容量の台帳項目を作成することは不可能ではないが、そうした台帳項目を限られた通信容量の接続を介して複製すると問題になる可能性がある。

ブロックチェーンをDRに活用する方法

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