「Windows 10」に移行すべきであることは理解していても、「Windows 7」を使い続けたいと考える企業は少なからずある。相応の対処が必要になるにもかかわらず、なぜWindows 7にとどまろうとするのか。
「Windows 7」デバイスをまだ数多く使っている企業は、そろそろOSを「Windows 10」にアップグレードすべきだ。だがWindows 7は人気の高いOSであり、使い続けるれっきとした理由もある。特定の状況では、Windows 7を使い続ける方が理にかなっている場合もある。
MicrosoftはWindows 7の人気を踏まえ、ユーザーが「Windows 8」からWindows 7にダウングレードできるオプションを用意した。Windows 10のリリース後1年間、Windows 7からWindows 10に無料で自動アップグレードできるようにしたのも、Windows 7の根強い人気と無関係ではない。
2020年1月14日にWindows 7の延長サポートが終了する。オフィススイート「Office 2019」はWindows 7では利用できない。企業にとって、サポート期限が切れたOSを使用するのは、賢明でも経済的でもない。Microsoftや、運用保守を支援するサードパーティーは、問題解決を保証するのではなく、限定的な問題解決をするにとどまるだろう。新しい問題が見つかった場合も、無料のパッチは提供されない。
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