前編「Intelが次世代メモリOptaneで実現した『ストレージクラスメモリ』とは?」では、IntelとMicron Technologyが共同で開発した新メモリ技術「3D XPoint」をベースにしたメモリモジュール「Intel Optane DC persistent memory」(Optane DCPM)を紹介した。後編はOptane DCPMが備える2つの動作モード「Memory Mode」と「App Direct Mode」を解説する。
Memory ModeはDRAM(Dynamic Random Access Memory)とOptane DCPMで共通のメモリプールを形成する。OSもアプリケーションもOptane DCPMを従来のDRAM同様のメインメモリだと見なすので、既存のアプリケーションでも利用でき、Optane DCPMのためにアプリケーションを作り直す必要がない。DRAM同様、電源がなければOptane DCPMのデータは失われてしまう。
Memory ModeはDRAMとOptane DCPMをハイブリッド化して利用することで、メインメモリの容量を増やしつつ、DRAMのデータ処理の高速性を維持できる。このためデータ処理のレイテンシ(遅延)をより低減した処理を実現できる可能性がある。Memory Modeは、仮想マシンで構築したデータベース管理システムのような、処理に大量のメモリ容量を必要とするアプリケーションが主要な用途になると想定される。
中小企業のDX支援へ「HubSpot CRM」と「Eight 企業向けプレミアム」が機能連携
名刺情報をコンタクト情報と同期させることでユーザー企業は社員が個別に蓄積してきた名...
「E-Waste」最新事情 国民一人当たりで最も多くの電子廃棄物を排出しているのは?
マーケターの頭の片隅を刺激するトピックをインフォグラフィックスで紹介。
「不祥事によって購入・利用意向が下がる」 回答者の6割以上――ネオマーケティング調査
20〜69歳の男女1000人に聞いた、広報のリスク管理に関する調査の結果です。