Intelは、より高速・大容量の永続メモリからSSDまで、幅広い製品を2020年にリリースする予定だ。「Optane DC Persistent Memory」(PMEM)、「Optane SSD」、クアッドレベルセル(QLC)フラッシュを備えた従来型SSDなどだ。
2019年9月に韓国ソウルのストレージイベントで発表されたOptane DC PMEM製品ライン(コードネーム:Barlow Pass)は、DIMM DDR4スロットに装着できるカードになる。価格とパフォーマンスはDRAMとSSDの間に位置付けられる。
新世代のOptane SSD(コードネーム:Alder Stream)は、既存の「P4800X」よりもパフォーマンスが50%向上する予定だ。
さらに、2020年度にQLC 144層3D NANDのSSDの出荷を予定している。Intelによれば、競合他社の128層製品を上回る容量を実現するという。
Xeon(Cascade Lake)搭載サーバ向けの永続メモリと同様、Optane DC PMEMは128GB、256GB、512GBの容量でリリースされる予定だ。DRAMと組み合わせれば、ソケットが1つのワークステーションではメモリを最大3TB(Optane DC PMEM 512GB×4+DDR4 SDRAM 256GB×4)、ソケットを2つ備える「Cooper Lake」(14ナノメートル)や「Ice Lake」(10ナノメートル)のCPU(こちらも2020年リリース予定)ならばその2倍までメモリを搭載できる。
Optane DC PMEMにはメリットが2つある。
続きを読むには、[続きを読む]ボタンを押して
会員登録あるいはログインしてください。
日本企業における非財務情報(ESG関連情報)活用とその実態――アビームコンサルティング調査
データを活用し、ESG活動の成果を定量的に把握した上で経営の意思決定を行う「真の統合型...
Instagramがコロナ禍で苦境の飲食店を救うためにやっていること
Facebook JapanはInstagramで飲食店を含めた中小ビジネスを支援するためのさまざまな施策...
最も信頼できる情報源は「自分の勤務先」――2021 エデルマン・トラストバロメーター
「信頼」に関するグローバル年次調査の結果です。