高額PC「HP Spectre x360 15」はビジネスユーザーには“ぜいたく品”なのか?世界最軽量クラスの2-in-1

HPのプレミアムノートPC「HP Spectre x360 15」の2020年モデルが登場した。技術見本市「CES 2020」の展示内容を基に、新モデルの特徴を紹介する。

2020年02月22日 08時30分 公開
[Jamison CushTechTarget]

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 HPは技術見本市「CES 2020」で「HP Spectre x360 15」の新モデルを発表した。多くのビジネスユーザーの需要に応える高級モデルだ。それだけに価格も高い。納得できる「プレミアム」な性能をどれだけ有しているのだろうか。

HP Spectre x360 15

 「Windows 10」搭載の2-in-1デバイス(ノートPCとしてもタブレットとしても利用できるデバイス)である「HP Spectre x360 15」の2020年モデルは、筐体サイズを大幅に縮小し、2019年モデルより小さくなった。15.6型ディスプレイを囲むベゼル(額縁)を極限まで細くすることで、13型前後のディスプレイを備える一般的なノートPCとほとんど変わらないサイズにまで小型化した(写真1)。

 ディスプレイ品質は多くのスマートフォンに匹敵する高さだ。HPがCES 2020で披露した2020年モデルのHP Spectre x360 15は、本体比90%のディスプレイに4K(4000×2000ピクセル前後)解像度の有機EL(OLED)パネルを採用し、同社が「True Black HDR」と呼ぶ高画質技術により、濃い黒と明るい白をはじめとする高度な色表現を実現する。

写真1 写真1 2020年モデルのHP Spectre X360 15(右)のサイズは2019年モデル(左)より小さい《クリックで拡大》

「4K」「OLED」は決して“ぜいたく”ではない理由

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