「HP Elite Dragonfly」の注目機能 “のぞき見防止”とデバイス捜索とは?MacBook Airより軽く、デザインに配慮

デザイン性に配慮したHPの2-in-1デバイス「HP Elite Dragonfly」の新モデルは、外出先で安心して使うための機能を盛り込んでいる。技術見本市「CES 2020」の展示内容を基に説明する。

2020年02月29日 08時30分 公開
[Jamison CushTechTarget]

関連キーワード

Windows 10 | ビジネスPC


 技術見本市「CES 2020」でHPが紹介した「HP Elite Dragonfly」は、同社が2019年に発売した同名機種の後継モデルだ(写真1)。13.3型ディスプレイを備えたHP Elite Dragonflyは、薄型、軽量、高耐久という、ビジネス向け「Windows 10」搭載2-in1デバイス(ノートPCとしてもタブレットとしても利用できるデバイス)にとって重要な特性を備えている。

 デザイン性も特徴の一つで、「ドラゴンフライブルー」と呼ばれるカラーと、CNC(コンピュータ数値制御)加工による頑丈なマグネシウム製筐体は、美しい外観と高耐久性を両立させている。環境にも配慮しており、HPによると機械部品の82%に再生材を使用している。

 最小構成の重量は1キロ未満で、Appleのノート型デバイス「MacBook Air」(1.25キロ)より200グラム以上軽い。360度開閉するヒンジを有し、タブレットモードと、筐体を逆V字型にするテントモードで利用できる。

 プロセッサとしてIntelの「Intel Core vPro」を搭載する。HP Elite Dragonflyは「5G」(第5世代移動体通信システム)による通信が可能なノートPCだ。米国では既にSprintが5Gの商用サービスを開始している。HP Elite Dragonflyが採用するLTE/5G両用モデム「Qualcomm X55」により、他の通信事業者の参入も期待できる。

写真1 写真1 CES 2020で展示されたHP Elite Dragonfly《クリックで拡大》

のぞき見防止と「Tilt」による追跡機能に注目

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

From Informa TechTarget

いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは

いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。

ITmedia マーケティング新着記事

news023.png

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...

news025.png

「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。

news014.png

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。