2020年03月23日 05時00分 公開
特集/連載

RPA×AIによる「ペーパーレス」の自動化がもたらす無視できないリスク「ペーパーレス職場」の展望と課題【後編】

ロボティックプロセスオートメーション(RPA)や人工知能(AI)技術を活用することで効率的にペーパーレス化を進めることが期待できる。ただしコンプライアンスのリスクに対処する必要はある。

[Kassidy Kelley,TechTarget]

関連キーワード

機械学習


 プライバシー保護規則の進化により、企業の間でデータの整理や管理が重視されるようになっている。人工知能(AI)技術や分析技術でそのプロセスを自動化することはできるものの、必ず安全性が高まるわけではない。調査会社Forrester Researchでアナリストを務めるクレイグ・ル・クレア氏は「AI技術や分析技術が判断を下す際に、透明性や予測可能性が不足することによって、リスクがもたらされる」と話す。

 ここで言う透明性とは、単純にデジタル化のプロセスを説明できるという意味ではない。データ出力のバイアス(偏り)を分析することを意味する。特に記録のデジタル化がAI技術や分析技術のアルゴリズムで使用されるデータセットの作成手順の一つで、ビジネス上の意思決定を下すために使われる場合、これが重要になる。

 職場をペーパーレスにする取り組みは、デジタル化とデータ出力における説明責任と透明性が伴うことで、実際にリスクを減らす可能性がある。「AI技術を使用してリスクを管理することは、非構造化データの処理と評価をするときに特に役立つ」とパイ氏は言う。

ペーパーレス化とプライバシー保護規則の関係

ITmedia マーケティング新着記事

news094.jpg

ヤフーとLINEの経営統合でコマース・広告はどう変わるのか
新生Zホールディングスの戦略についてコマースと広告に関わるポイントをまとめました。

news054.jpg

「ウェルビーイング」がなぜCX(顧客体験)とEX(従業員体験)に重要なのか? Qualtrics調査から考察する
Qualtricsの調査によると、コロナ禍で従業員エンゲージメントが世界でも日本でも向上。従...

news144.jpg

動画の重要性 「増している」が85% 動画コンテンツの内製化率は前年比倍増――アライドアーキテクツ調査
アライドアーキテクツが「企業のDX推進における動画活用の実態調査 2021」を実施。デジタ...