患者が生体・生活データを自ら入力、生活習慣の自発的改善を促す「YaDoc」オンライン診療サービス3種を比較【YaDoc編】

インテグリティ・ヘルスケアのオンライン診療サービス「YaDoc」は、患者の日々の生活や健康状態を記録し、可視化できる。これらの機能は臨床にどのような効果をもたらすのか。

2020年07月30日 05時00分 公開
[上田 奈々絵TechTargetジャパン]

 患者の診察室外での行動や体調、生活習慣を把握することは簡単ではない。患者が自らの日常生活を記録する仕組みを設けることで、患者の状態をより正確に理解できるようになる可能性がある。こうした点に注目したオンライン診療サービスが、インテグリティ・ヘルスケアの「YaDoc」だ。

サービスの主な機能

 「疾患管理システム」をうたうYaDocは、オンライン診療の基本機能に加えて、患者の血圧や食事内容といった日々の生活習慣をモニタリングできることを強みとしている。YaDocはWebブラウザで利用可能な医療機関用アプリケーションと、スマートフォンで利用可能な患者用アプリケーションで構成される。それぞれの機能は以下の通りだ。

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