2019年06月06日 05時00分 公開
特集/連載

0.5歩先の未来を作る医療IT:医療機関の働き方改革【前編】病院のバックオフィス業務を効率化するITの使い方 患者の流れはどう変わる?

働き方改革に伴い一層の効率化を目指す医療機関には、「患者」と「スタッフ」の流れをマネジメントするためのIT活用が効果的でしょう。患者の待ち時間やスタッフの残業時間の低減に役立つITツールとは。

[大西大輔,MICTコンサルティング]

関連キーワード

データ分析 | 電子カルテ | 医療IT


 「働き方改革関連法案」が2019年4月から順次施行され、当然ながら医療機関にも適用されることから、その対策に注目が集まっています。バックオフィス業務をIT活用によって効率化する方法について、「患者」と「スタッフ」の2つの観点から考察します。前編となる本稿では、集患や待ち時間対策などの「患者管理」について解説し、後編ではスタッフ管理におけるIT活用をテーマに解説します。

 働き方改革関連法案は「残業の上限」「有給休暇取得の義務化」「インターバル(休憩)の確保」などを定めており、医療機関にとっては解決が容易でない“悩みの種”になります。医療機関もホワイトな職場環境へと変化する必要があるのです。

 医療機関経営において“ヒト”の問題は特に重要です。医療機関におけるヒトの問題は「患者(地域住民)」と「スタッフ(医療従事者)」の2つに区分できます。医療機関にとっては「患者を多く獲得すること」「良いスタッフを育成すること」という2つのヒトの管理こそが経営の根幹であり、ITで効率化できるチャンスはそこにあると考えられます。

ITを使って患者をどう獲得するか

ITmedia マーケティング新着記事

news044.jpg

大日本印刷の山口圭介氏が次世代のマーケターに伝えたい「生き方」と「働き方」
B2Bマーケター注目のイベント「Bigbeat LIVE」が2019年8月2日に開催される。そこに登壇す...

news096.jpg

HubSpotが無料のCRMを強化、メール配信と広告管理機能を提供
無料で使える「HubSpot CRM」に、メールマーケティング機能と広告機能が加わった。

news045.jpg

フリーランス活用職種トップ3は「デザイナー」「エンジニア」「動画制作」――ランサーズ調査
ランサーズが企業を対象に実施した「外部人材(フリーランス)活用実態調査」によると9割...