2018年7月11日〜13日に東京ビッグサイトで開催された「国際モダンホスピタルショウ2018」。本稿ではその展示を基に、アプリケーションと診療データをデータセンターで管理し、インターネットを経由して利用するSaaS型電子カルテを紹介する。
NTT東日本の「Bizひかりクラウド Future Clinic 21 ワープ」は診療所向けの電子カルテだ。ペンタブレットでタッチ入力や手書き入力ができ、紙カルテのような感覚で使用できる。よく使うシェーマや様式を登録したスタンプ機能も、スピーディーな入力を支援する。
電子カルテのアプリケーションおよびマスターデータ(医薬品や病名をまとめたデータベース)はNTT東日本データセンターのクラウド基盤に存在し、光回線「フレッツ光ネクスト」を介して院内端末とやりとりする。電子カルテ自体のデータ原本は院内に設置したNAS(Network Attached Storage)で保管し、バックアップは同データセンターで自動保存する。ネットワーク障害などでデータセンターとの通信ができなくなった場合には、院内NASのデータから電子カルテを起動し、オフライン環境で利用することもできる。日医標準レセプトソフト(ORCA)や予約システム、画像ファイリングシステムなどの、外部アプリケーションとも連携可能。
サービス利用料(税別)は、初期費用(工事料)が2000円、基本利用料(端末1台利用時)が月に1万9000円、端末追加利用時は1台につき別途、月3000円。その他、接続回線、ルーター、クライアント端末、ストレージが必要となる。
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