「マスター」「スレーブ」は“死語”に 技術による偏見への向き合い方技術は差別を助長するか【後編】

顔認識技術を使った既存システムは、特定の人種や性別を差別的に扱う傾向があることが明らかになった。技術による差別と向き合う中で、大手ベンダーの中には一部の技術や用語の利用を避ける動きがある。

2020年10月30日 05時00分 公開

関連キーワード

機械学習


 機械学習などの人工知能(AI)技術はアプリケーションを豊かにする目的で使われる。実際には、人がその根本のプログラムを開発している。AIアルゴリズムの変数を最初に定義したのは、プログラムを開発した人だ。基準がうまく定義されていなければ、結果として一般化につながりかねず、それは差別的行動につながり得る。

「マスター」「スレーブ」は“死語”に

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

From Informa TechTarget

お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。

ITmedia マーケティング新着記事

news093.jpg

TikTokのトレンドに変化 なぜ「1分超え」動画が見られている?
Bufferのデータによると、TikTokでは最近、長めの動画が人気を集めている。

news136.png

アドビが「10種類のAIエージェント」を発表 顧客体験はどう変わる?
アドビの年次イベント「Adobe Summit 2025」が開催された。初日の基調講演では、アドビの...

news064.jpg

「ブランドは叩かれて強くなる」 ジャガーのCMOが語った炎上の乗り越え方
SXSWで開催された「Female Quotient」のイベントにおいて、Jaguar Land Roverの米国CMOは...