安全なWeb会議を実現するには、Web会議ツールに加えて、WebカメラやヘッドセットといったWeb会議用デバイスのセキュリティ確保が欠かせない。どのような施策が有効なのか。
前編「“危ないWeb会議”を防ぐには『従業員研修』だけでは駄目なのか?」に続き、Web会議のセキュリティ確保に必要な考え方と行動を解説する。Web会議ツールを利用する企業が実施すべきセキュリティ対策は多岐にわたる。Web会議を開くのに必要なデバイスやインフラだけでなく、エンドユーザーの行動もセキュリティを意識したものでなければならない。
チャットログ、共有ドキュメント、ホワイトボードの画像、会議の録音・録画データなど、Web会議ではさまざまなデータが発生する。こうしたデータをどこにどう保存するかという問題は、Web会議の懸案事項の一つだ。
医療や金融といったプライバシー規制が厳しい業種では、一定期間の通信記録保管や監査への対処などの要件を考慮しなければならない場合がある。「Web会議中に共有したり作成したりするデータに関するコンプライアンス要件の策定が必要だ」と、調査会社Metrigyでアナリストを務めるアーウィン・レーザー氏は指摘する。
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クラウド利用が当たり前となった今日、セキュリティ対策もまたクラウド環境に適したものでなくてはならない。とはいえ、大量のデータポイントが生成されるクラウド領域にあって、その全てのポイントを網羅するのは並大抵のことではない。
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