2021年07月02日 08時00分 公開
特集/連載

自分でマルウェアを防ぐ、AI搭載SSD「X-PHY」登場物理的な盗難にも対応

AIを搭載し、OSやCPUに頼らず自分でマルウェアを防御するSSDが登場した。物理的な盗難も検知して情報漏えいを防ぐという。

[Aaron Tan,Computer Weekly]
iStock.com/sdecoret

 シンガポールのFlexxonは、世界初と称するSSD「X-PHY」を開発した。

 X-PHYはAIコプロセッサとサイバー脅威をリアルタイムに監視するファームウェアを搭載する。AIはドライブがデータを読み書きする低レベルのストレージコマンドを分析する。パフォーマンスは標準的なSSDと変わらない。

 Flexxonのカメリア・チャン氏(創設者兼CEO)によると、ランサムウェアのデータアクセスには一定のパターンがあり、それは一連のストレージコマンドに変換されるという。ストレージコマンドを分析すればマルウェアのシグネチャを利用する必要が減り、ゼロデイ攻撃などの未知の脅威を検知する機会が高まると同氏は言う。

 チャン氏は本誌のインタビューに「データアクセスパターンを調べればゼロデイ攻撃を検出できる。悪意のあるアクティビティーを100%の精度で検出する」と答え、ゼロデイの脆弱(ぜいじゃく)性を探すものが多いセキュリティソフトウェアサプライヤーのアプローチとは異なると補足した。

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