「命令型プログラミング」と「宣言型プログラミング」のソースコードには、それぞれの仕組みに基づいた違いが現れる。開発者が意識すべき両者の違いを取り上げる。
開発者が慣れ親しんできたプログラミング体系「命令型プログラミング」の傍らで、近年台頭してきたのが「宣言型プログラミング」だ。本稿は両者の主な4つの違いのうち、1つ目と2つ目を解説する。
命令型プログラミングのソースコードは、処理の流れを中心に指示する。開発者は、プログラムが実行する演算内容を明示的に記述しなければならない。
宣言型プログラミングでは、開発者は処理内容を明示的に記述しない。その代わりに、処理のトリガーとなる条件を指定し、実行順序をプログラムが決定できるようにする必要がある。
命令型プログラミングのソースコードは、ステップごとの処理を示した厳密な構造だ。開発者にとってソースコードの内容を理解することは比較的たやすい。一方で管理するソースコードの量が大量になる可能性がある。
宣言型プログラミングのソースコードは、実行の順序や制御の流れを重視しない。そのため具体的な処理が分からず、開発者がソースコードの内容を理解しづらくなる可能性がある。
後編は3つ目と4つ目の違いを整理する。
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