「Mac」ユーザーなら知っておきたいAppleデバイスを守る“あの機能”Macを安全に使うには【第3回】

Macを攻撃から守るための主要機能は幾つかある。「宣言型デバイス管理」(DDM)はその一つだ。どのような仕組みでMacを保護するのか。他のセキュリティ機能と共に紹介する。

2024年02月09日 08時15分 公開
[Robert SheldonTechTarget]

関連キーワード

Apple | Mac | セキュリティ


 AppleのクライアントOS「macOS」を搭載したデバイス「Mac」を攻撃から守るために、macOSが備えているセキュリティ機能を利用することが有効だ。どのような機能があるのか。Macの「7つのセキュリティ機能」のうち、3つ目と4つ目を見てみよう。

MDM機能の進化版も 「Mac」を守る機能とは?

3.宣言型デバイス管理

 Appleは「宣言型デバイス管理」(Declarative Device Management:DDM)の機能をmacOSで利用可能にしている。DDMは、macOSのモバイルデバイス管理(MDM)機能に組み込まれている。複数デバイスを管理する際に発生し得るパフォーマンス低下の問題を緩和する。DDMには、デバイス管理機能、デバイスの状態の変化を検知する機能、変化をデバイスとサーバが通知できるようにする機能の3つが含まれている。

 MDMでは基本、MDMサーバと管理デバイスとの間で繰り返しやりとりが必要だ。その一環として、サーバがデバイスの状態を確認しなければならない。一方でDDMだと、管理デバイスが自律的に動作するため、管理プロセスの効率化や、サーバの負荷軽減につながる。

4.Gatekeeper

 AppleはmacOSデバイスの安全性を高めるために、セキュリティ機能「Gatekeeper」を採用している。Gatekeeperは疑わしいアプリケーションやプラグイン(拡張機能)などをブロックし、デバイスのマルウェア感染を防ぐ。

 Gatekeeperは第三者ソフトウェアの開発元のID、Appleによるノータリゼーション(公証)、コードの実行などの状況を検証する。Appleの公式アプリケーションストア「App Store」以外で入手されたアプリケーションについては、起動前にデバイスがユーザーに承認を促す。管理者はmacOSデバイスのMDM機能を使ってGatekeeperの設定を変更できる。


 第4回は、5つ目と6つ目のセキュリティ機能に焦点を当てる。

TechTarget発 世界のインサイト&ベストプラクティス

米国TechTargetの豊富な記事の中から、さまざまな業種や職種に関する動向やビジネスノウハウなどを厳選してお届けします。

ITmedia マーケティング新着記事

news183.jpg

TikTokマーケティングの最適解へ スパイスボックスが縦型動画クリエイター集団M2DKと業務提携
スパイスボックスが縦型動画クリエイター集団であるM2DKと業務提携。生活者に向けて訴求...

news145.jpg

3D空間メディアのマーケティング効果を測る新指標「ブランドイマーシブタイム」とは?
電通と電通グループ、電通デジタルは、3D空間メディアが与えるマーケティング効果を測る...

news098.jpg

米炭酸飲料市場2位に躍進――ドクターペッパーがペプシ超えを成し遂げたすごいマーケティング【前編】
140年の歴史を持つ炭酸飲料ブランドのDr Pepperは、いかにして米国でナンバー2のソフトド...