「macOS」を採用する組織にとって、同OSが備えるファイアウォール機能は何よりも“手軽に使えるセキュリティツール”だ。ただしその機能を使うためには、簡単な設定をする必要がある。
AppleのクライアントOS「macOS」には、デバイスを攻撃から守るためのファイアウォール機能がある。macOSのファイアウォール機能はデフォルトでは無効になっている。ファイアウォールを有効に切り替えて、各オプション項目を設定していく手順は次の通りだ。オプション項目でどのような設定が可能なのかも含めて確認しよう。
macOSのファイアウォール機能を手動で有効にするには、以下のステップで進めよう。
「ファイアウォールオプション」で追加設定をすることもできる。選択できる項目は以下の通りだ。
ファイアウォールオプションのタブで、アプリケーションごとに受信接続の管理も可能だ。ただし、アプリケーションの受信接続をブロックすると、そのアプリケーションのパフォーマンスに支障を来す可能性がある。そのため、管理者はブロックするアプリケーションのファイアウォール要件についてよく理解しておかなければならない。
管理リストに追加されていないアプリケーションへのアクセスがあった場合、接続を許可するかブロックするかを尋ねる、ユーザーへのアラートが表示される。ユーザーの決定まで接続はブロックされる。
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