セキュリティ対策を強化するほどコストがかかりがちだが、解決方法はある。「セキュリティ対策は高過ぎる」説を払拭し、より安価にセキュリティ対策を実施するには何が必要なのか。
「セキュリティには過度に投資したくない」「必要だがセキュリティ予算の捻出ができない」――。そう考えている経営者やセキュリティ担当者は少なくない。セキュリティ対策にコストがかかるのは不可避だが、「高過ぎるセキュリティ対策」にお金を払う必要があるのかどうかは慎重に見極めるべきだ。実は安価にセキュリティ対策を講じる方法もある。セキュリティを巡る5つの誤解のうち、本稿は3つ目を紹介する。
セキュリティツールの中には、組織にとっては高価で手を出しにくいものがある。しかし手頃な価格で提供される製品もある。セキュリティ人材の育成にコストをかけられないのであれば、MSP(マネージドサービスプロバイダー)やMSSP(マネージドセキュリティサービスプロバイダー)を利用してセキュリティ運用の体制を強化することもできる。
ブリストルの小規模な慈善団体は、英国のセキュリティに関する政府機関である国家サイバーセキュリティセンター(NCSC)が提供する無料ツールを使っていたことで、攻撃による被害を回避できた。この慈善団体は、攻撃の経験を機にセキュリティ体制を見直し、脆弱性を特定した上で、侵入されないための対策を追加した。
第4回は、4つ目の誤解を紹介する。
米国Informa TechTargetが運営する英国Computer Weeklyの豊富な記事の中から、海外企業のIT製品導入事例や業種別のIT活用トレンドを厳選してお届けします。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
「応援広告」の認知度 推し活実施層では約6割に
ジェイアール東日本企画は、推し活の実態と応援広告の浸透状況の把握を目的とした調査を...
2024年の国内動画広告市場 「縦型」は前年比171.1%、「CTV」は初の1000億円超え
サイバーエージェントが11回目となる国内動画広告市場の調査結果を発表した。
CRO(コンバージョン率最適化)とは? 具体的なプロセスと押さえておきたいポイント
購入完了、会員登録、資料請求、アプリダウンロードなど、ビジネスモデルやWebサイトの目...