日本は世界でも有数のインターネット大国となったが、企業ユーザーにとっては必ずしも永遠に快適な環境であるとは限らない。その訳は、Webアプリケーションの増加や肥大化する共有ファイル、そして内部統制対応のために進むサーバの集約によるネットワークへの負荷により速度低下を招くからだ。今回は、将来的な観点でも注目を浴びつつあるWAN環境の高速化ソリューションにスポットを当てる。
ネットワーク性能の「見える化」には、実際にユーザーが使用しているデータを検出しながら、ネットワークのありのままの状態をモニタすることが重要です。管理者が現状を瞬時に、正確に把握できれば、無駄にかかっていた管理コストは削減でき、「利益を生むネットワーク」を実現できるのです。
統合VPNソリューションとオンデマンドサービスを組み合わせることでオフィスのワークスタイルが変革され、20%の生産性向上と20%のコストダウンが実現するはずだ。その具体的手法について解説する。
第1回では、次世代の通信インフラ「IMSネットワーク」の現状と、そのネットワークで実現する新たなアプリケーションの一例を解説しました。それでは、IMSネットワークで実現可能なアプリケーションにはどのようなものがあるのでしょうか。音声とデータ通信が融合したシームレスなサービスの最新動向を紹介していきます。
一般的に「ネットワークの管理コストは利益を生まない」と思われがちですが、これは誤りです。日々、大量のデータが流れるネットワークの性能管理に目を向けるだけで、実は、無駄な設備投資や人件費を抑え、より効率的で強い企業を育てることができるのです。その鍵となるのは「ネットワーク性能の見える化」です。さて、その実際とは?
昨今、私たちの身の回りの安心・安全を脅かすニュースが後を絶ちません。かつての「水と安全はタダ」と言われていた時代は過ぎ去り、「自分たちの安全は自分たちで守る」ということを日常の中で意識し続けなければならない時代となっています。このような時勢の中、今回は特に「モバイル技術」に焦点を当て、IT技術が安心・安全な社会実現へ向けて、どのように貢献できるのかを考えていきます。
最近では、オンデマンドサービス(ASPサービス)が、Web2.0やSaaSといった新しい言葉とともに注目されている。その活用時のポイントを説明し、具体的なサービスとしてNTTコミュニケーションズのコネクトサービスを中心に紹介する。
次世代ネットワークの目玉となる「IMSネットワーク」。フルIP化されたネットワークで、音声とデータがシームレスに連携する環境が実現されます。IP化されたVoIPや、音声と動画が融合した魅力的なサービスを、モバイル環境で利用できるようになる日もそう遠くありません。
現在のモバイル技術は、企業や行政の中でどのように活用できるのでしょうか? モバイル技術は企業や行政において、経営者などに注目されている「見える化」の範囲を広げることに役立ちます。最新のGPSケータイと組み合わせた位置管理システムや、安心・安全を提供する情報提供システムの例を挙げ、その具体的な利用方法を紹介します。
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。