分析用データの最大レコード長を8倍に拡大したハイエンドモデル「DIAPRISM x64Nativeビジネスインテリジェンススイート」と、導入が容易なエントリーモデル「DIAPRISMビジネスインテリジェンスベーシック」を発売する。
三菱電機は2月19日、データ分析プラットフォーム「DIAPRISM」の新製品として、BI(ビジネスインテリジェンス)ソフトウェアのハイエンドモデル「DIAPRISM x64Nativeビジネスインテリジェンススイート」(以下、スイート)と、エントリーモデル「DIAPRISMビジネスインテリジェンスベーシック」(以下、ベーシック)の2製品を発表した。
DIAPRISMは、業務システムやPOSの売り上げデータ、Webのログデータなどさまざまなデータを「大福帳フラットファイル」に一括して取り込んで集計・検索を行い、その結果をExcel上で可視化するBIシステム。
スイートは、分析データの最大レコード長を従来製品(※)比8倍の64Kバイトに拡大した集計検索エンジン「DIAPRISM/AQL」を搭載。複数のファイルに分割していた項目の多いデータでも1つのファイルに格納できるようになった。また、クアッドコアCPUを4基搭載したサーバの16多重処理に対応し、1億件のデータを3秒で集計・検索可能。デュアルコアCPUを4基搭載したサーバによる8多重処理の約1.5倍の性能に相当する。発売日は2月20日、価格は840万円(税込み)から。
(※)同社製品「DIAPRISM x64」との比較
またベーシックは、頻繁に使用する機能に絞ったシステム構築ができる「分析データベース構築用ツール」を搭載しており、導入が容易な点が特徴となっている。発売日は4月21日、価格は598万5000万円(税込み)から。
なお、スイート/ベーシック両製品の製造・販売・保守は三菱電機インフォメーションテクノロジーが担当する。
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