ハードウェアベンダーがバンドルしてくれる仮想化プラットフォームのサポートサービスは比較的安価で便利そうだが、何か問題はないだろうか?
ほとんどの大手ハードウェアベンダーは、あなたが購入する機器やソフトウェアに仮想化プラットフォームのサポートサービスをバンドルしてくれる。いいアイデアに思えるかもしれないが、飛びつく前に、必要となるサポートサービスがどのようなものかを整理しておこう。
ここでいうサポートサービスは、仮想化管理ソフトウェアや、仮想化ホストソフトウェアシステム、変換ツール、仮想環境内のデータベースに関する電話サポートオプションなどを想定している。一般に、こうしたサポートオプションの入手方法は、以下のように2つに大別される。
仮想化ベンダーからサポートサービスを購入し、その提供を受けるのが従来の方法だ。こうして仮想化製品のメーカーと直接やりとりする方が、より質の高いサポートが得られ、より迅速に問題が解決されるだろう。この方法でサポートを受けると、下記のもう1つの方法の場合よりもコストは掛かるだろう。だが、異なるベンダーの製品が混在するサーバ環境を利用している場合には、適切な選択肢はこれしかないかもしれない。例えば、仮想ホストシステム、管理ソフトウェア、データベースエンジンが、すべて別のブランドのサーバで運用されているのであれば、仮想化ベンダーからソフトウェアサポートを直接受けるのが得策だろう。
仮想化プラットフォームを運用するサーバについて今後の方針が確定していない場合は、仮想化ベンダーが経験を踏まえて直接提供しているサポートプログラムを購入することをお勧めしたい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
仮想デスクトップは、快適なデジタルワークスペースを提供する手段として活用されているが、Web会議や動画などの利用により、動作の遅延や操作性の悪化が課題になっている。そこで注目したいのがGPU-VDIを活用した仮想デスクトップだ。
Broadcomによる買収後、VMware離れの動きが進んでいる。AWSやRed Hatなどの競合ベンダーは“ポストVMware”の受け皿としてどのような施策を打ち出しているのか。仮想インフラ再編の行方を考察する。
Windows Server 2025では、Hyper-Vの利便性が大幅に強化された上に、リソースの拡張性や高可用性の機能に加えてGPUパーティショニング機能も標準搭載している。本資料では、GPUパーティショニング機能の概要や設定方法を解説する。
従来型の仮想化プラットフォームへの過度な依存が原因で、柔軟性の低下や、モダナイゼーションの停滞といった問題に悩んでいた米国の国防総省。そこで採用されたのが、コンテナとVMを1つのクラスタ上で実行できる統合プラットフォームだ。
これまで仮想化技術は、システム運用の効率化やコストの最適化などさまざまなメリットをもたらしてきた。しかし現在、仮想化基盤は拡張性やアジリティなどのメリットを享受するためにクラウドシフトが求められている。
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...