米Lattix開発の「Lattix 4.0」日本語版を発売。SQL Server 2005データベースやUnderstand for C++ のプロジェクトファイルに対応したほか、パフォーマンスの改善が行われている。
テクマトリックスは4月21日、米Lattixが開発したソフトウェアアーキテクチャ分析ツール「Lattix 4.0」日本語版の販売を開始した。
本製品は、繰り返しの多い開発プロセスをマトリクス形式で分かりやすく表現するDSM(Dependency Structure Matrix)の分析手法をソフトウェアに応用したツール。Java、.NET、C/C++アプリケーションのアーキテクチャやOracle、SQL Serverなどデータベースのアーキテクチャを分析し、サブシステムやモジュール、ファイル、関数など構成要素の依存関係を表形式で表示する。また、パーティショニングや影響度分析、メトリクス分析といったアーキテクチャの視点からアプリケーションの品質向上を支援する機能を備えている。サポートプラットフォームはWindows 2000以降およびLinux、Solarisで、それぞれの環境向けの製品が用意される。価格は1年間の利用ライセンスで59万8000円(税抜き)。
新バージョンでは、SQL Server 2005データベースの分析に対応したほか、分析対象にSciTools製「Understand for C++」のプロジェクトファイルを追加した。また、タグ機能を強化するとともにDSM再計算のオン/オフ切り替え機能を追加し、作業効率を向上している。これらの機能強化により、アーキテクチャの設計や最適化、コーディング、コードの修正、リファクタリングにおいて、ソフトウェアの品質や安定性、保守性、性能のさらなる向上が期待できるという。
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多くの企業でオフィスDXが進む一方、現場にはアナログ業務が多く残りDXが進んでいない。現場DXを推進し、オフィスと現場のデータを活用するためにはどうしたらよいか。本資料では、ノーコード開発ツールを活用した解決策を紹介する。
工場や倉庫などの現場では、紙中心の業務が今も多く残っている。だが現場DXを進めようにも、人材や予算の不足、システム選定の難しさが障壁となっているケースは多い。この問題を解消する、モバイルアプリ作成ツールの実力とは?
ビジネスに生成AIを利用するのが当たり前になりつつある中、ローコード開発への活用を模索している組織も少なくない。開発者不足の解消や開発コストの削減など、さまざまな問題を解消するために、生成AIをどう活用すればよいのか。
急速に変化する顧客ニーズに応えるような適切な製品を継続的に提供するためには、より多くのアプリを生み出す必要があるが、そのための開発者が不足している。そこで注目されているのが、生成AIやローコード開発プラットフォームだ。
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