テクマトリックス、DSM手法を採り入れたソフトウェア分析ツールの新版を発売NEWS

米Lattix開発の「Lattix 4.0」日本語版を発売。SQL Server 2005データベースやUnderstand for C++ のプロジェクトファイルに対応したほか、パフォーマンスの改善が行われている。

2008年04月21日 19時23分 公開
[TechTargetジャパン]

 テクマトリックスは4月21日、米Lattixが開発したソフトウェアアーキテクチャ分析ツール「Lattix 4.0」日本語版の販売を開始した。

 本製品は、繰り返しの多い開発プロセスをマトリクス形式で分かりやすく表現するDSM(Dependency Structure Matrix)の分析手法をソフトウェアに応用したツール。Java、.NET、C/C++アプリケーションのアーキテクチャやOracle、SQL Serverなどデータベースのアーキテクチャを分析し、サブシステムやモジュール、ファイル、関数など構成要素の依存関係を表形式で表示する。また、パーティショニングや影響度分析、メトリクス分析といったアーキテクチャの視点からアプリケーションの品質向上を支援する機能を備えている。サポートプラットフォームはWindows 2000以降およびLinux、Solarisで、それぞれの環境向けの製品が用意される。価格は1年間の利用ライセンスで59万8000円(税抜き)。

 新バージョンでは、SQL Server 2005データベースの分析に対応したほか、分析対象にSciTools製「Understand for C++」のプロジェクトファイルを追加した。また、タグ機能を強化するとともにDSM再計算のオン/オフ切り替え機能を追加し、作業効率を向上している。これらの機能強化により、アーキテクチャの設計や最適化、コーディング、コードの修正、リファクタリングにおいて、ソフトウェアの品質や安定性、保守性、性能のさらなる向上が期待できるという。

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