携帯向けの各種サービス・プラットフォームを提供するモビーダ・ソリューションズは7月28日、日本アイ・ビー・エムのグループウェア「Lotus Notes/Domino」を各種Windows Mobile端末で利用可能にするソフトウェア開発のために、スマートフォン連携パッケージ「RealTimer」を展開するアスリックスと業務提携することを発表した。
これにより、先に提携したマジックソフトウェア・ジャパン、アクシスソフトとの4社の協業体制を実現し、「BizMobile for Lotus Notes」サービスをスタート。国内におけるNotesユーザーの早期モバイル化の促進を図る。
BizMobile for Lotus Notesは、モビーダ・ソリューションズの提供するWindows Mobile端末の法人向け統合プラットフォーム「BizMobile」にアスリックスのRealTimerを実装するもので、レスポンスタイム3〜5秒でLotus Notes/Dominoへのアクセスを可能とする。さらに、アクシスソフトのモバイル向けリッチクライアント「Biz/Browser Mobile」と、マジックソフトウェアのEAI基盤ソフト「Magic jBOLT」を組み合わせることで、Windows Mobile端末へリアルタイムにデータ転送処理しながら、業務データをローカルに残さないセキュリティを実現する。4社が提供するアプリケーションを組み合わせることで、Lotus Notes/Domino利用企業は、Windows Mobile端末から既存の社内Notesデータベースへ場所を選ばずにアクセスできる環境を従業員に提供できる。
価格は、1端末につき月額1000円。なお、7〜8月は期間限定のキャンペーン価格として、BizMobileとBizMobile for Lotus Notesの費用を含め、10ユーザーライセンスパックを1端末当たり月額1980円で提供する。
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