高性能ながら軽量・コンパクトな光ファイバー用OTDR検証テスター「OptiFiber OF-400」を発売。LAN検査に必要なすべての情報を画面上に表示でき、障害を素早く切り分けられる。
ネットワーク関連ツールメーカーのフルークは9月3日、光ファイバー用OTDR(※)検証試験が行える「OptiFiber OF-400」の販売を開始した。価格は96万円(税抜き)からと、携帯可能な光ケーブルテスタとしては低価格設定となっている。
(※)Optical Time-Delay Reflectometer:光ファイバーケーブルにおいて、融着接合と光ファイバーコネクタの位置を特定し損失を測定する機器。パルス試験機とも呼ばれる。
OptiFiber OF-400は、光ファイバー配線の検査、検証、トラブルシューティング、文書化などを1台で行うことができるOTDR検証テスター。1.9kg、高さ26.9×幅19.1×奥行き6.4センチと軽量・コンパクトながら、マルチモードでのイベントデッドゾーンは0.5メートルと業界最高レベルとなっており、より正確な障害個所の特定が可能。
特に、比較的接続個所が多く障害の発生しやすい光ファイバーLAN配線において、リンク構造などLAN検査に必要な検証情報をビジュアルに画面表示するため、障害を素早く切り分けることができる。また、標準付属のケーブルテスト管理ソフトウェア「LinkWare」では波形解析やリポート作成が行え、既存ケーブルアナライザのデータベースにテスト結果を統合したり、リモートユーザーとのファイル共有も可能だ。測定前に、測定器自体のポートをセルフチェックする機能も備える。
価格は96万円からで、同社は初年度200ユニットの売り上げを目指す。
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