Microsoft Office VisioでBPMN 1.1完全準拠のビジネスプロセス図の作成を実現する。
日揮情報ソフトウェアは12月3日、ビジネスプロセスモデリングツール「FREE Process Modeler for Microsoft Visio」(以下、FREE Process Modeler)を無償配布すると発表した。http://users.jsys-soft.jp/itp/にてダウンロードできる。
FREE Process Modelerは、BPMN(Business Process Modeling Notation) 1.1(※)に完全準拠しており、Microsoft Office Visio(以下、Visio)用のステンシルや各種機能を提供する。BPMN図形要素をVisioのシート上に配置して形状変更できるほか、階層化したビジネスプロセスの記述やHTMLエクスポート機能、各Microsoft Officeアプリケーションで作成したビジネスプロセス図のBPMN変換をサポートする。これらの機能を利用することにより、既存のビジネスプロセス図をBPMNに変換してVisioで変更を加え、Webにて情報を共有するという一連の作業が可能になるという。
※ビジネスプロセスを示すフローチャートの業界標準の表記法。BPMI.orgによって定義された(現在はOMG:Object Management Groupが管理している)。2004年5月にBPMN 1.0が発表され、2007年1月にBPMN 1.1が公開された。
対応OSはWindows 2000/XP SP2/Vistaで、Visio 2003/2007をサポートしている。
なお、FREE Process Modelerは有償版の「ITP Process Modeler for Microsoft Visio」との互換性も保証されている。有償版は、BPMN構文検証やBPMN属性設定、プロセスナビゲーション、シミュレーション、実装言語へのエクスポートなどの機能が搭載されており、ビジネスプロセスの記述だけでなく、業務の可視化や業務分析、システム構築などが可能としている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
システム開発会社では、新規顧客との接点を作るためにテレアポ代行などのアプローチを採用するケースも多いが、案件の質に悩むことも少なくない。この問題を解消する商談マッチングサービスの活用術を、事例を基に解説する。
クラウドへの投資を最適化することは、企業にとって重要な課題の1つだ。課題解決にはクラウドのコストと利用状況の可視化が不可欠だが、多くの企業でそれがかなえられていない。そこで、AWSのコストを最適化する方法を紹介する。
マルチクラウド環境を活用していく上で課題となるのが、各クラウドに提供される標準ツールの学習コストやクラウドを跨いでデータをつなぐ場合にかかる時間だ。大日本印刷の取り組みから、この課題の解決方法に迫る。
中小・スタートアップ企業の中には、新規案件の獲得に課題を抱えている企業も多い。本資料では案件獲得の代表的な3つの手法を紹介するとともに、それぞれのメリット/デメリットや自社に適した方法を選ぶためのヒントを解説する。
ECサイトへの「3Dセキュア2.0」の導入が義務化され、多くの企業が対応を進めているが、対策を間違えると売り上げの低下を招いてしまう可能性がある。不正利用を抑止しつつ、売り上げを守るにはどうしたらよいだろうか。
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...