2008年12月16日 08時00分 公開
特集/連載

SharePointの導入プロセスで避けるべき初歩的ミスありがちミスの傾向と対策

SharePointは、インストールと構成が簡単過ぎるほど簡単なだけに、導入過程で「初歩的ミス」を犯してしまいがちだ。最もありがちなミスとそれらを回避する方法を紹介する。

[Shawn Shell,TechTarget]

 SharePointの企業への導入が急激に進んでいるようだ。2001年から提供されているが、最近のバージョンでアーキテクチャにさまざまな変更が加えられたおかげで、人気に火が付いている。だが、SharePointを適切に導入するのは意外と難しい。

 SharePointは、インストールと構成が簡単過ぎるほど簡単で、非常に楽に使える。しかし、かえってそのために、多くの企業が導入過程で「初歩的ミス」を犯してしまう。以下では、最もありがちなミスとそれらを回避する方法を紹介しよう。

基本インストール vs. 詳細インストール

 SharePointをインストールする際、多くの企業は誤って基本インストールオプションを選択する。無難な選択肢に思えるからだ。この場合、作業は至って簡単で、マウスを数回クリックすればインストールできる。

 しかし、多くの企業にとっては詳細インストールオプションの方が適している。

 次の場合には、必ず詳細インストールオプションを選択すべきだ。

すべての関連要素を同じサーバにインストールしたくない

 大抵の場合、企業は少なくともMicrosoft SQL Server(以下、SQL Server)を別のサーバで運用すべきだが、基本インストールではこのデータベースサーバを指定できない。また、Webフロントエンド(WFE)サーバ群の負荷分散を行いたい場合も、詳細インストールオプションを選択する必要がある。

新規または既存のSQL Serverのフルバージョンを使いたい

 SharePointは、コンテンツと構成の保存をSQL Serverに大きく依存している。基本インストールではSQL Expressがインストールされるが、このデータベースは開発用やワークグループなど、非常に小規模な環境用には役立つが、部門レベルや全社レベルでの運用には適していない。

フォールトトレランスが必要

 負荷分散環境や高可用性環境の目的は、パフォーマンスの維持・向上だと誤解している企業が多い。実は、負荷分散やRAID、そのほかの高可用性ソリューションを利用する場合、効果として重要なのは、本当はフォールトトレランス(耐障害性)であることがほとんどだ。基本インストールでは、高可用性環境は構成できない。

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