2009年11月19日 19時37分 公開
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大庄が指静脈認証連携POSシステムを導入、セキュリティ向上と勤怠管理効率化狙うNEWS

東芝テックのPOSレジと日立の指静脈認証を組み合わせてPOSレジ操作のセキュリティレベルを向上。また、勤怠管理システムとの連携により、「ぬれた指でも大丈夫」な出退勤管理を実現した。

[TechTargetジャパン]

 日立製作所と東芝テックは11月18日、「庄やグループ」として飲食店を多数展開する大庄が「指静脈認証連携POSレジ会計システム」を導入したことを発表した。大庄が首都圏で展開する「庄や」や「やるき茶屋」といった飲食店およそ100店舗、約2000人の従業員を対象に導入、本格稼働を開始する。本システムは、東芝テックのPOSレジと日立製作所の指静脈認証システムを組み合わせて構築することで、POSレジ操作のセキュリティレベルを高めた。また、既存の勤怠管理システムとの連携により、従業員の出退勤管理の効率化を実現したという。

画像 システム構成図。従業員の指静脈データは本部で一元管理しているため、従業員が自分の所属店以外の店舗へ応援で出向いた際にも、指静脈データの再登録を行うことなく勤怠管理システムやPOSレジ操作を行うことができる
画像 店舗設置例。勤怠管理やPOSレジ用として、1店舗に2台の指静脈認証装置を設置している

大庄は、これまで鍵によるPOSレジの管理を行っていたが、「鍵の厳重管理の必要性」「POSレジ操作履歴からの操作者の特定が困難」といった課題を抱えていた。また、既に指紋認証による勤怠管理システムを導入しているが、水仕事でぬれた指では認証が難しいケースがあり、ID番号を入力することで代替する運用が多かったという。そこで今回、新たな生体認証システムを導入し、POSレジ操作と勤怠管理システムの認証を一元化したシステム構築を検討。指紋認証や手のひら静脈認証など、さまざまな生体認証を比較・検討した結果、「確実な本人認証によるPOSレジの操作と出退勤の管理ができること」「水気などの影響を受けにくく高精度で迅速に認証できること」「レジ周りの狭いスペースにも設置できること」などを評価し、本システムを採用したという。

 大庄では2010年8月末までに、直営店の6割を超える全国430店舗、約8600人の従業員を対象に本システムを拡大していく予定だ。

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