Oracleデータベース対応でSybase ASE/Sybase IQ間の高速データ移動を実現したほか、異種データベース環境でのレプリケーション機能拡張により幅広いデータ移動要求に応える。
サイベースは2月18日、「Sybase Replication Server Heterogeneous Edition 15.2」を発表、同日より出荷開始した。
Sybase Replication Serverは、データベース(DB)間のデータ移動と、基幹業務データの可用性を高めるためのミドルウェア。企業内に分散されたデータから必要な部分だけをコピーし、全社的な情報共有を可能にする。加えて、リカバリサイトへのデータ移動もできることから、「Sybase Adaptive Server Enterprise(ASE)」を基幹系システムのDBとして利用するユーザーが本製品を活用すれば、データ統合、DBの負荷分散、障害対策としても活用できる。
新版では、「Oracle Database 11g」に加え、「Oracle Real Application Cluster」などのOracle DB環境をサポート。Oracle DBとSybase ASEや「Sybase IQ」間のデータ移動を、高パフォーマンスで実現するという。また、異種DB環境でのレプリケーション機能も拡張し、RASD(Replication Agent System Database)などの自動バックアップにも対応した。
対応OSは、Windows/Linux/UNIX(HP-UX、AIX、Solaris)。価格は運用ライセンスが1CPU(コア)当たり419万9000円から。そのほかスタンバイ用ライセンスが105万円から、開発/テスト用ライセンスが126万円から(いずれも税別)となっている。
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