サイベース、Oracle Database 11gなどに対応した「Sybase Replication Server」の新版を発表NEWS

Oracleデータベース対応でSybase ASE/Sybase IQ間の高速データ移動を実現したほか、異種データベース環境でのレプリケーション機能拡張により幅広いデータ移動要求に応える。

2010年02月19日 09時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 サイベースは2月18日、「Sybase Replication Server Heterogeneous Edition 15.2」を発表、同日より出荷開始した。

 Sybase Replication Serverは、データベース(DB)間のデータ移動と、基幹業務データの可用性を高めるためのミドルウェア。企業内に分散されたデータから必要な部分だけをコピーし、全社的な情報共有を可能にする。加えて、リカバリサイトへのデータ移動もできることから、「Sybase Adaptive Server Enterprise(ASE)」を基幹系システムのDBとして利用するユーザーが本製品を活用すれば、データ統合、DBの負荷分散、障害対策としても活用できる。

 新版では、「Oracle Database 11g」に加え、「Oracle Real Application Cluster」などのOracle DB環境をサポート。Oracle DBとSybase ASEや「Sybase IQ」間のデータ移動を、高パフォーマンスで実現するという。また、異種DB環境でのレプリケーション機能も拡張し、RASD(Replication Agent System Database)などの自動バックアップにも対応した。

 対応OSは、WindowsLinuxUNIX(HP-UX、AIX、Solaris)。価格は運用ライセンスが1CPU(コア)当たり419万9000円から。そのほかスタンバイ用ライセンスが105万円から、開発/テスト用ライセンスが126万円から(いずれも税別)となっている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

From Informa TechTarget

お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。

ITmedia マーケティング新着記事

news046.png

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

news026.png

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...

news130.jpg

Cookieを超える「マルチリターゲティング」 広告効果に及ぼす影響は?
Cookieレスの課題解決の鍵となる「マルチリターゲティング」を題材に、AI技術によるROI向...