フィードパスは、企業間のコラボレーションサービス「feedpath Rooms」を提供開始した。企業の垣根を越え、「必要な情報を必要なメンバーで共有する」ことが可能だ。
フィードパスは3月1日、企業間のコラボレーションサービス「feedpath Rooms(フィードパス ルームズ)」を提供開始した。
feedpath Roomsは、メールのメッセージと添付ファイルをプロジェクトごとに一元管理し、膨大なメール(メーリングリスト含む)を効率的に管理するクラウドサービス。企業の垣根を越え、「必要な情報を必要なメンバーで共有する」ことが可能で、コミュニケーションや情報共有を円滑化する。
主な機能は、「メッセージング」と「共有ストレージ」。それぞれ「プロジェクト>テーマ>メッセージ(トピック・コメント)と共有ストレージ(フォルダ・ファイル)」の階層管理ができるため、ユーザーが個人で受信メッセージやファイルをフォルダ分けして整理する必要はない。
メッセージングでは、スレッド形式で議論ができ、文字スタイルの編集、イメージの挿入ができる編集ツールバーが搭載されている。共有ストレージは、スタート時(無料)で1Gバイト、標準(有料)で20Gバイトの容量がある。最新ファイルの共有・更新履歴の確認も可能だ。そのほか、キーワード、投稿したユーザー、投稿日でコメントとファイルを検索できる「サーチ」機能、アクセス権とIPアドレスで制限を掛け、メッセージやファイルを暗号化する「セキュリティ」機能がある。
feedpath Roomsを利用するには、新規アカウント(メールアドレス)を登録するか、プロジェクトに新規招待される必要がある。プランは、プロジェクト参加人数に応じ、「スタートプラン」「プラン20」「プラン50」「プラン100」「プラン300」の5プランがある。スタートプランは無料で1プロジェクト5人まで共有でき、1Gバイトのストレージ容量が利用可能。プラン20以上は標準で20Gバイトのストレージ容量が利用でき、月額4000円(税別)から。プロジェクト単位でプロジェクトオーナー(プロジェクトを立ち上げたユーザー)に課金が発生する。
2010年5月には、国内モバイル3キャリアでiPhone、Android携帯、BlackBerryに対応し、7〜9月にはユーザーのニーズに合わせた他サービスとの連携や機能追加を予定している。
同社はfeedpath Roomsで2010年末までに1000プロジェクトを契約し、3000万円の売り上げを見込んでいる。
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