エス・アンド・アイは、中堅・中小企業向けに、仮想デスクトップ、クラウドサービスを提供する。2010年9月からサービスを開始、月額料金は5800円からとなる。
エス・アンド・アイは7月26日、数十〜数百台規模のクライアントPCを所有している中堅・中小企業向けに、インターネット経由でクライアントPCの仮想デスクトップ環境を提供するクラウドサービス「Active Desktop Cloud」を2010年9月より開始すると発表した。2012年までに仮想デスクトップ1万台の提供を目指す。
Active Desktop Cloudは、エス・アンド・アイの仮想化技術を応用し、クラウド上のデスクトップ環境に、オフィスのPCやモバイル環境、自宅のPCから自在にアクセスできる。必要なときに必要な数だけ柔軟にデスクトップ環境を利用できるほか、クライアントPCの運用管理支援や情報漏えい対策も行えるという。
サービス料金は月額・従量課金とし、5800円(税別)からとなる。利用可能なOSはWindows XP、Windows Vistaで、Windows 7には対応予定。クライアントアプリケーションは、ユーザー保有のアプリケーションが利用できる。また、エンドユーザーサポート、USBメモリブートといったオプションメニューも用意する。さらに、セキュリティ認証機能やシステム管理トレーニング、ユーザー向け運用設計支援にも個別対応する。
Active Desktop Cloudは、日本アイ・ビー・エムが推進するパートナー向けクラウドビジネスモデル「SOP」に対応しており、SOPのパートナー企業からも提供される。
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