エス・アンド・アイが中堅・中小企業向けに仮想デスクトップのクラウドサービス、月額5800円からNEWS

エス・アンド・アイは、中堅・中小企業向けに、仮想デスクトップ、クラウドサービスを提供する。2010年9月からサービスを開始、月額料金は5800円からとなる。

2010年07月27日 09時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 エス・アンド・アイは7月26日、数十〜数百台規模のクライアントPCを所有している中堅・中小企業向けに、インターネット経由でクライアントPCの仮想デスクトップ環境を提供するクラウドサービス「Active Desktop Cloud」を2010年9月より開始すると発表した。2012年までに仮想デスクトップ1万台の提供を目指す。

 Active Desktop Cloudは、エス・アンド・アイの仮想化技術を応用し、クラウド上のデスクトップ環境に、オフィスのPCやモバイル環境、自宅のPCから自在にアクセスできる。必要なときに必要な数だけ柔軟にデスクトップ環境を利用できるほか、クライアントPCの運用管理支援や情報漏えい対策も行えるという。

 サービス料金は月額・従量課金とし、5800円(税別)からとなる。利用可能なOSはWindows XP、Windows Vistaで、Windows 7には対応予定。クライアントアプリケーションは、ユーザー保有のアプリケーションが利用できる。また、エンドユーザーサポート、USBメモリブートといったオプションメニューも用意する。さらに、セキュリティ認証機能やシステム管理トレーニング、ユーザー向け運用設計支援にも個別対応する。

 Active Desktop Cloudは、日本アイ・ビー・エムが推進するパートナー向けクラウドビジネスモデル「SOP」に対応しており、SOPのパートナー企業からも提供される。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

From Informa TechTarget

いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは

いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。

ITmedia マーケティング新着記事

news046.png

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

news026.png

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...

news130.jpg

Cookieを超える「マルチリターゲティング」 広告効果に及ぼす影響は?
Cookieレスの課題解決の鍵となる「マルチリターゲティング」を題材に、AI技術によるROI向...