悪意のない誤送信を自己チェックで解決する「WISE Alert」誤送信対策製品紹介:エアー編

エアーの「WISE Alert」は、OutlookおよびOutlook Expressユーザー向けにアドオン提供する誤送信対策ツール。外部あて先や添付ファイルがある場合に警告を出し、自己チェックを促す。

2010年07月28日 08時00分 公開
[上口翔子,TechTargetジャパン]

 電子メールは業務上欠かすことのできないツールとなった一方で、ほんのわずかなミス(誤送信)が原因で機密情報の漏えいなどの損害を引き起こしてしまう。

 エアーでは、誤送信対策に有効なメールセキュリティ製品として、「WISE Audit」「WISE Attach」「WISE Alert」の3製品を用意している。WISE AuditとWISE Attachについてはサーバ側で機能するツールとなっており、フィルタリング暗号化などの操作ができる。WISE Alertは、Microsoft Office Outlook 2003/2007およびMicrosoft Outlook Expressユーザー向けにアドオン提供するクライアントツールで、あらかじめ設定したポリシーに反するメールを送信しようとした際に警告を出し、送信者に自己チェックを促す。

画像 エアーのメールセキュリティ製品群

 3製品が持つ機能を1つの製品ですべて提供するという方法もあるが、エアーでは暗号化などサーバ側で得意とする機能はサーバ側で、送信者の自己チェックなどクライアント側でできることはクライアント側で、というスタンスを取っている。本稿では、以下WISE Alertに特化して、同製品の特徴を紹介する。

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