コンテンツ保護と監視に特化したアプライアンス製品の最新版。ネットワーク外部からの脅威対策と企業内データの漏えい防止に有効とする。
日本セーフネットは10月12日、コンテンツ管理とフィルタリング、DLP(Data Loss Prevention)機能を搭載したセキュリティアプライアンスの最新版「eSafe SmartSuite II v.8.5」(以下、eSafe 8.5)を発表した。同日より販売を開始し、価格は中規模企業(3000ユーザー以内の利用を想定)向けモデル「XG210」が83万円(税別)、大規模企業向けモデル「XG300」がオープン。
eSafe 8.5は、トロイの木馬やフィッシングなど、企業ネットワークを脅かす外部からのセキュリティ脅威と、企業内の情報漏えいの両方に対応するスイート製品だ。URLフィルタリング用のデータベース登録数は1億5000万件。Skype、Winny、Bit TorrentといったP2Pクライアントやインスタントメッセンジャーなど、500種類以上のWebアプリケーション検知や、FacebookなどのWeb 2.0アプリケーションの検知、Dropboxなどのクラウドストレージ、Twitterのログイン制御やユーザーの登録制御などができる。
eSafe 8.5において、DLP機能の利便性が向上した。個人情報データやクレジットカード情報など、確実に機密情報である情報やアクセス制限のある情報に限り、ブロックするという。企業のセキュリティポリシーに応じた運用が可能となる。
管理面では、専用の管理ツール「Central Management」において、通信データのモニタリングやアラートを受信できる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
今や誰もが入手可能となったフィッシングツール。そこにAIの悪用が加わり、フィッシング攻撃はますます巧妙化している。本資料では、20億件以上のフィッシングトランザクションから、フィッシング攻撃の動向や防御方法を解説する。
セキュリティ対策チームの57%が人材不足の影響を受けているといわれる昨今、インシデントや脆弱性への対応の遅れが、多くの企業で問題視されている。その対策として有効なのが「自動化」だが、どのように採り入れればよいのだろうか。
年々増加する標的型攻撃メール。この対策として標的型攻撃メール訓練を実施している企業は多い。こうした訓練では一般に開封率で効果を測るが、実は開封率だけでは訓練の効果を十分に評価できない。評価となるポイントは報告率だ。
従業員の情報セキュリティ教育は、サイバー攻撃や人的ミスによる情報漏えいから自社を守るためにも必要不可欠な取り組みだ。新入社員の教育を想定し、伝えるべき内容や伝える際のポイントを解説する。
2024年の情報漏えい事故の傾向では、攻撃者による大規模攻撃の他、社員や業務委託先のミス・内部犯行によるケースも多く見られた。インシデント別の要因と対策とともに、今後特に重要になるセキュリティ意識向上のポイントを解説する。
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。