「仮想Mac OS」の実現には、Appleのソフトウェアライセンス使用許諾契約の改変が必要となる。Appleには、これに応じる用意があるのだろうか?
前編「期待が高まるデスクトップ仮想化による『仮想Mac OS』の実現」では、「VMware vSphere 5」がAppleのサーバOSをゲストOSとしてサポートすると発表したことに端を発する、Mac OSの仮想化への期待が広がっていることをお伝えした。後編では、その実現性について検討してみたい。
VDI(仮想デスクトップインフラ)は、技術的にはAppleのハードウェアからMac OSを抜き出せるが、Appleのソフトウェアライセンス使用許諾契約は仮想化を禁じている。この件についてAppleに電話で問い合わせたが返答は得られず、ライセンス方針を説明するページのリンクがメールで送られてきた。
AppleのMac OS X用のソフトウェア使用許諾契約書には、「Appleソフトウェアのコンポーネントの一切はバンドルの一部として提供され、バンドルから分離させること、およびAppleソフトウェアから完全に切り離したアプリケーションとして配布することはできません」と記載されている。
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いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
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