災害復旧テストを実施してこなかった企業の本音SMB市場ではDR対策はぜいたくなもの?

事前に策定した災害復旧計画のテストを定期的に実施している企業は多い。しかし、その実施状況や関心の度合いは企業規模によって異なる。

2011年06月10日 09時00分 公開
[Sue Troy,TechTarget]

 エンドユーザーIT部門を対象に行われた災害復旧(DR)に関する調査によると、少なくとも調査対象となった組織の多くは、DR計画を定期的にテストしている。例えば、米TechTargetが2009年3月に行った「DRテストに関するスナップショット調査」では、「調査した企業139社の59%が定期的にDRテストを実施しており、そのうちの65%は少なくとも年に2回DRテストを実施している」と回答した。

 このようにIT部門のDRテストへの関心は高いものの、サービスプロバイダーがDRテストで売り上げを見込めるかどうかは、ターゲットとする顧客に大きく依存する。中小企業向けにサービスを提供するソリューションプロバイダーの多くは、ほとんどの顧客がDRテストに興味を示さないと述べる。だが、大企業向けにサービスを提供するプロバイダーによると、DRテスト関連のビジネスは活況を呈しているという。

 「こうした2つのセクタ間の違いは理解できる」と話すのは、米Toigo Partners InternationalのDR専門家、ジョン・トイゴ氏だ。「企業が大きくなればなるほど組織は複雑になり、事業継続に向けて厳正になる必要が生じる」と同氏。一方、小さな会社は「たとえクリティカルなデータがUSBキー1つで十分間に合うにしても、DR計画の立案すらしようとしない。糸ようじ(を使うの)と同じだ。やるべきだと分かっていながら、なかなか実行しない」と同氏は語る。

ITmedia マーケティング新着記事

news101.jpg

郵送業務を電子化する理由 3位「テレワークへの対応」、2位「業務の迅速化・省力化」で1位は?――リンクス調査
キャンペーンのお知らせや新商品の紹介のダイレクトメールなど、個人宛てに送付する郵便...

news172.png

WACULが「AIアナリストSEO」を大幅刷新 コンテンツ作成×外部対策×内部対策×CVR改善をワンストップで支援
月額30万円でAI技術を活用したコンテンツ制作、約4万サイトの支援データ、熟練コンサルタ...

news150.jpg

SFAツール「Kairos3 Sales」にモバイルアプリ版 訪問営業の生産性向上へ
モバイルアプリ上で、リアルタイムで営業活動の確認・記録が可能になる。