避け得ぬ自然災害の中で、企業活動の継続・活性化は復興の原動力となる。東北地方太平洋沖地震とそれによって引き起こされた津波は、地震大国日本おける事業継続計画(BCP)の重要性を見直すきっかけとなった。
識者が語る基幹システムのBCP:JUAS 原田俊彦氏
東日本大震災を受けて緊急に行われたユーザー企業調査。その結果からは災害対策やBCP対策を急ぐ、企業のIT部門の姿が浮かび上がる。調査を行った日本情報システム・ユーザー協会に聞いた。
仮想マシンの災害復旧計画を策定する(前編)
多面的な作業を伴う仮想マシン(VM)の災害復旧。そのアプローチはさまざまあるが、そのベストオプションとしてはSite Recovery Managerとジオクラスタリングの2つが挙げられる。
今後はBCP対策にも注目
東日本大震災の発生から2カ月が経過。被災地ではライフライン復旧に伴い、診療を再開する医療機関が出てきました。医療IT関連企業による被災地での診療を支援する活動が進められています。
全国各地の医療機関を把握
2011年3月に発生した東日本大震災では、多くの医療機関が被災した。政府や関係各所が情報収集に活用した被災医療機関のリストは、あるグループが無償で提供したものだった。
再考:流通業のBCP【最終回】
東日本大震災の直後から復旧作業に取り組んだ中央物産だが、その道のりは決して平たんではなかった。システムトラブルが続く小売店も少なくなく、せっかく届けた商品の引き取りを拒まれるケースもあったという。
BCP関連インタビュー:ガートナー ジャパン
東日本を襲った2011年3月の大震災。企業はBCPの再構築を迫られている。ガートナー ジャパンのアナリストに今後のBCPへの考え方や計画停電への対応について聞いた。
2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震。東北や関東エリアは大きな打撃を受け、流通業にもその影響は広く及んだ。流通各社は果たして、この災害に備えどのようなBCP対策を講じてきたのか。
第2回 想定を超えた物流機能への被害、浮き彫りになった自社対応の限界
最終回 「BCPの高度化は流通業の差別化策につながる」中央物産に聞く3.11以降のBCP
本社・事業の中枢拠点が完全に破壊されたら?
リスクおよび対処すべき結果についての先進的な知識に基づき、事業継続管理(BCM)計画立案のための新たな方法を探る。
エンタープライズリスク管理と事業継続の基礎
エンタープライズリスク管理は、事業継続計画(BCP)策定の要となる部分だ。リスク、脅威、脆弱性そしてリスク管理プロセスを理解することが、事業継続プロフェッショナルの仕事の基本だ。
IT幹部にとってのクラウドとは?
クラウドはIT部門の影響力を低下させるかもしれないが、ディザスタリカバリや事業継続計画には有効だ。米国でCIOを務める筆者お薦めの方法論を紹介しよう。
最低限やるべき10項目
台風シーズンの到来間近。災害復旧/事業継続プランの策定は、今や必須課題となっている。
ディザスタリカバリ対策経費を削減
事業継続プログラムを導入するための戦略の1つが、ディザスタリカバリ対策の経費を節減し、その分をBCPの費用の一部に割り当てることだ。
EDIは流通業全体のインフラを目指せ【第7回】
本連載ではEDIによる業務効率化やマーケティングへの応用について解説してきた。今回は視点を若干変えて、EDIの普及に伴って新たに考えなくてはならない問題について説明したい。
企業向けシステムを構築するパブリッククラウド【DR編】
パブリッククラウドは基幹系システムのDRに役立つのだろうか。Amazon Web Services、IIJ GIOを例に見てみよう。
ビジネスの継続性を考える上で、災害対策は必須の要件となりつつある。ここでは幾つかの導入事例を通して、災害対策で求められる適切な復旧目標時間やシステム性能とは何かを検証していく。
クラウドのセキュリティは信頼できない
米国のIT担当者1473人を対象とした調査から、災害対策の課題が見えてきた。障害の原因、障害への対応時間、ダウンタイムそしてダウンタイムコストは?
停電になってからでは遅い
突然の暴風雨にディザスタリカバリ計画履行を強いられた経験を持つIT管理者に、計画立案とテストのノウハウを聞いた。
非技術的要素も考慮しているか
リカバリが行われる際、非技術的な要素のせいで難航してしまう場合が極めて多い。幾つかの具体的なケースを挙げながら、DR計画の注意点を紹介しよう。
迅速かつ円滑なディザスタリカバリのためにしておくべきこと
災害に備えた業務継続計画書の作成・運用のポイントと、復旧作業に取り組む際のガイドラインとなる「ディザスタリカバリテンプレート」に盛り込むべき項目を具体的に示す。
Column
いざというときのために、日ごろチェックしておくべきポイントを、ネットワークに絞ってまとめた。
各社がディザスタリカバリ(DR)計画に文書化しておくべき優先事項と、余計な保守作業や混乱をもたらすために含むべきではない項目を紹介する。
前編 ディザスタリカバリ計画の最優先事項は「ネットワークの復旧」
ITへの依存度が高まる中、ネットワークの継続性は欠かせなくなった。万が一に備え「止まらないネットワーク」を構築することは、企業の喫緊の課題といえる。バックアップ回線による耐障害対策について紹介しよう。
電力不足に苦しむ関東の企業は今夏、業務体制の見直しが求められる。その1つの方策が「在宅勤務」だ。メリットやデメリット、セキュリティの課題などを明らかにしていく。
第1回 社員の在宅勤務化は可能か? 節電列島で生き残るヒント
第2回 在宅勤務で災害に強い業務体制を作る! 使えるテレワーク製品一覧
ホワイトペーパーレビュー
TechTargetジャパンのホワイトペーパーダウンロードセンターに登録されているホワイトペーパーの中から、リモートワーカー向けのセキュリティ対策を解説している3つのコンテンツを紹介する。
震災を踏まえて考える中小企業のBCP
災害時の業務継続や在宅勤務を考える上では、場所を問わないメール環境構築が第一歩になる。主にマイクロソフト製品でメール業務を行っている中小企業が今すぐにできる対策を、日本マイクロソフトに聞いた。
Case Study
大停電でオフィス機能が麻痺しても、社員の8割が自宅からコアシステムにアクセスし、作業していた――その経験から、SH&EのCIOは事業継続のためのリモートワーカー支援システムを構築した。
震災復興のためのリンク集
東北地方太平洋沖地震とそれに続く一連の地震や津波被害で多くの方々が被災された。それに対してITの面から支援を名乗り出たベンダー各社の情報を集約した。
未知のパンデミックに備え、リスクを回避せよ!
新型インフルエンザの世界的流行により、事業継続性の見直しを迫られた企業も多いだろう。再流行が予想される秋〜冬に備えて、ビジネスを止めない環境の構築に役立つコンテンツを集めた。
ホワイトペーパーレビュー
本稿では、TechTargetジャパンのホワイトペーパーダウンロードセンターに登録されているホワイトペーパーの中から、事業継続性を確保するためにIT管理者が対応すべき手順を解説したコンテンツを紹介する。