震災を契機に流通業の「レガシー解決」が進む?再考:流通業のBCP【第3回】

今後の災害対応のために、流通業企業のシステムには変化が求められている。旧システムの見直しはBCPの一環とも捉えることができるのだ。

2011年05月12日 09時00分 公開
[岡崎勝己]

 本連載の第1回「震災前のアンケートに見る流通業のBCP意識」では流通業事業継続計画(BCP)活動を、第2回「想定を超えた物流機能への被害、浮き彫りになった自社対応の限界」では東日本大地震の被害について概観してきた。続く今回は、今後の復興に向け、果たして流通業企業に何が求められているのかを、まずはシステムの面から探ることにする。なお、プラネットの協力の下、本連載で度々引用している「消費財メーカー・卸売業における災害対策アンケート(2010年7月実施) 第2回調査報告書」の抜粋版をTechTargetジャパンのホワイトペーパーダウンロードセンターに掲載している。本連載と併せて読んでいただきたい。

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