サプライチェーン全体の化学物質情報調査の手間を低減するSaaSサービスが登場。調査依頼や進捗(しんちょく)管理を自動化できる。
富士ソフトは各物質規制に関連する法令に対応するための化学物質情報管理システムをSaaS型で提供する「FSGreen ChemicalReport」(エフエスグリーン ケミカルレポート)を2011年9月1日から開始する。価格は月額15万円(5ライセンス、初期費用は別途)。
EUにおける各種物質規制法令をはじめとして、各国で化学物質規制の法整備が進んでおり、日本においても「化学物質及び製造等の規制に関する法律」(いわゆる化審法)の改正が行われるなど、規制範囲が広がりつつある。
完成品メーカーは、製品全体での高懸念物質(SVHC)などの含有量を集計し、必要に応じて報告する必要があるが、サプライチェーン全体で川上から川下までの全ての情報を収集するには多大な労力が必要となる。
情報収集に使われる帳票は企業ごとに異なっているため、特に川中に位置する企業ではこれらの調査・帳票生成が大きな負担となっている。
同社が開発したシステムでは、サプライチェーン全体に対する情報提供の依頼の自動実行、回答データの自動チェック、回答状況の進捗(しんちょく)管理などの機能を提供する。回答データの自動チェックでは、各種法令のしきい値を基にしたチェックを行う。
同社では今後、部品情報集計業務をはじめとする各社の化学物質管理システムとの連携も視野に入れた開発を進めるという。
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