ユーザー企業に有利に見える契約条件も、実際には投資の柔軟性を奪う足かせになる場合がある。Oracleのライセンスの注意点を再検討する。
前編「Oracleライセンス料節約のポイント」では、Oracle製品のライセンス契約を考える上で欠かせないポイントについて解説した。後編では、Oracleのライセンス契約における「フィーチャー(機能や特徴)とバグ」を検討してみよう。
ソフトウェアのフィーチャーとバグという概念は、単にソフトウェア自体の問題として捉えるだけでなく、ソフトウェア契約の条項との関連において理解することが極めて重要だ。フィーチャーは有益であり、バグはそうではない。
ライセンスの注文に対してプライスホールドを設定するという一般的慣行について、多くの人々はこれをフィーチャーと考えている。プライスホールドの期間中(通常は2〜3年)は、ソフトウェアに対して顧客に有利な割引価格が適用される。通常、最低注文金額は約5万ドルだが、この条件さえクリアすれば、顧客は面倒な交渉抜きでプライスホールドに基づくライセンスの注文を行うことができる。なかなか良さそうな話ではないか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...