ユーザー企業に有利に見える契約条件も、実際には投資の柔軟性を奪う足かせになる場合がある。Oracleのライセンスの注意点を再検討する。
前編「Oracleライセンス料節約のポイント」では、Oracle製品のライセンス契約を考える上で欠かせないポイントについて解説した。後編では、Oracleのライセンス契約における「フィーチャー(機能や特徴)とバグ」を検討してみよう。
ソフトウェアのフィーチャーとバグという概念は、単にソフトウェア自体の問題として捉えるだけでなく、ソフトウェア契約の条項との関連において理解することが極めて重要だ。フィーチャーは有益であり、バグはそうではない。
ライセンスの注文に対してプライスホールドを設定するという一般的慣行について、多くの人々はこれをフィーチャーと考えている。プライスホールドの期間中(通常は2~3年)は、ソフトウェアに対して顧客に有利な割引価格が適用される。通常、最低注文金額は約5万ドルだが、この条件さえクリアすれば、顧客は面倒な交渉抜きでプライスホールドに基づくライセンスの注文を行うことができる。なかなか良さそうな話ではないか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
AIプラットフォーマーとしてさまざまなサービスを展開しているAI inside。同社は、サービスの安定運用を実現するために監視体制の強化に着手する。同社がどのようなツールを導入して取り組みを進めたのか、本資料で解説する。
複数のパブリッククラウドにまたがるIT運用の理想的な形である「ハイブリッドマルチクラウドモデル」。多くの組織が導入を進める一方で、その価値を十分に発揮できていないのが現状だ。本資料では、その理由と解決策を解説する。
典型的な3層構成の仮想化環境で住民向けのサービスを提供していたさいたま市。同市は、仮想化基盤の機器更改をきっかけに、システムを刷新して柔軟性とコストの最適化を実現する。どのような製品を選んだのか、詳しく解説する。
計画外のITダウンタイムによる被害を回避するには、事業継続性とディザスタリカバリーが欠かせない。しかしクラウド/オンプレミスが混在する複雑なIT環境では、データ保護や復旧の手順が一貫しないという問題がある。これを解決するには?
ファイルストレージはデータ利活用を支える基盤だが、留意すべきポイントが変化し、性能面・コスト面・セキュリティ面で新たな課題が浮上している。企業はこれらの課題に対応し、最適なストレージ戦略を構築する必要がある。
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...