調査が示す「日本の経理財務部門が進む道」【IFRS】IFRS動向ウォッチ【第14回】

コスト管理だけではなく、成長戦略にも貢献を。アクセンチュアが行った世界規模の調査からは経理財務部門に対するこのような期待がうかがえる。日本企業の経理財務部門にとっては同時にグローバル人材の活用も求められるようだ。

2012年01月30日 08時00分 公開
[垣内郁栄,TechTargetジャパン]

 アクセンチュアは2011年11月、世界各国の企業の経理財務部門を対象にした調査結果を発表した。CEOなどの経営トップからは経理財務部門に対して全社のコスト管理に加えて、企業の成長戦略への貢献を期待する声が多かった。調査結果についてアクセンチュアの経営コンサルティング本部 財務・経営管理 グループ統括 エグゼクティブ・パートナー 公認会計士 野村直秀氏に聞いた(アクセンチュアの発表資料)。

 調査は2011年1月から8月にかけて実施。売り上げ10億ドル以上の世界各国14業種の企業が対象で、530人以上の経理財務責任者、約300人の経理財務部門以外の経営層を対象に調査をした。

高いコスト管理への評価

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