2012年06月18日 09時00分 UPDATE
特集/連載

インメモリ技術がもたらすBI高速化「超高速BI」を実現するインメモリ技術、導入前に確認すべきこと

SAP HANAなどで注目を集めるインメモリアナリティクス。アナリストは、「購入前にインメモリアナリティクスツールの各カテゴリーがどのような目的に最適かを把握すべき」と指摘する。

[Alan R. Earls,TechTarget]

 インメモリアナリティクスは最近、ビジネスインテリジェンス(BI)ユーザーからもベンダーからも大きな注目を集めている。それは驚くにはあたらない。インメモリアナリティクスツールは、コンピュータシステムのメモリに格納されたデータセットにアクセスするため、HDDから情報を読み出す必要がない。そのおかげで、I/O時間が大幅に短縮されるため、ビジネスユーザーのクエリに対する応答時間が格段に改善される可能性がある。

 さらに、一部のインメモリアナリティクスツールは、従来のデータウェアハウジングやBIアプリケーションでは通常必要なインデックスや集計表、多次元キューブを不要にし、データ分析プロセスを簡素化する。これに伴い、ITチームのデータ管理ワークロードが軽減され、クエリの作成と実行が容易になる。そうなれば、専門スキルがないエンドユーザーでもさまざまな分析を行うことが可能になり、セルフサービスBIを導入する好機となる(関連記事:BIを全社利用するために「セルフサービスBI」に足りないもの)。

 BIベンダーは、スプレッドシートをベースにした製品から、大量のデータを扱えるハイエンドプラットフォームまで、多種多様なアーキテクチャに基づく幅広いインメモリアナリティクスツールを提供している。だが、BI業界アナリストによると、これらには共通の特徴がある。それはスピードだ。「インメモリアナリティクスツールは、絶大なパフォーマンスを必要とし、ごくわずかな遅延しか許容しない人々のためのものだ。ただし、こうした人々は決して多数派ではない」と、米Gartnerのアナリスト、マーブ・エイドリアン氏は語った。

ITmedia マーケティング新着記事

news018.jpg

「TikTok Ads」2019年の振り返りと2020年の展望
もう「踊ってみた」動画だけではない。急成長する広告配信プラットフォーム「TikTok Ads...

news112.jpg

「メルカリハイ」の謎を解く――4人に1人が100円以下の利益でもフリマアプリに出品
なぜ人は100円以下の少額利益でもフリマアプリに出品してしまうのか。謎を解く鍵は「承認...

news049.jpg

買い物場所の使い分け調査2019――日本能率協会総合研究所
コンビニエンスストア、ドラッグストア、100円ショップなど業態別利用実態と「そこで買う...