特定の言語に縛られたPaaSは時代遅れ、注目はハイブリッド型PaaSPaaS事業者を3つに分類

今後、企業システムは複数のクラウドと連携し複雑化することが予想される。柔軟なクラウド基盤を構築するためには、適切なPaaSモデルを選ぶことが重要だ。ハイブリッド型PaaSは有力な選択肢となるだろう。

2012年06月27日 09時00分 公開
[Dan Sullivan,TechTarget]

 クラウド市場は今後さらなる成長が見込まれているが、PaaS(Platform as a Service)事業者間の差異はごくわずかであり、適切な事業者選びが難しいのは無理からぬことだ。PaaSを使えば、クラウドアーキテクトは仮想マシンのプロビジョニングやOSの管理を行わなくても自身のコードと好みのスタックを利用できるため、インフラ管理に伴う諸問題を軽減できる。

 柔軟性と融通性に富んだポータブルなエンタープライズクラウドを構築するためには、適切なPaaSモデルを選ぶことが重要だ。では実際、事業者を選ぶ際には、「プログラミング言語固有のPaaS」「特定の言語にとらわれないPaaS」「複数のクラウドにわたって開発と配備を調整するハイブリッド型PaaS」の3つのうち、どのタイプの事業者に注目すればいいのだろうか?

ITmedia マーケティング新着記事

news058.jpg

アドビ、Adobe Firefly機能搭載の「Adobe Express」モバイル版アプリを一般提供
アドビは、生成AI「Adobe Firefly」の機能を利用できる「Adobe Express」モバイル版アプ...

news141.jpg

2度あることは3度あった GoogleのサードパーティーCookie廃止再延期にアドテク各社がコメント
Googleは2024年末までに完了する予定だったWebブラウザ「Chrome」でのサードパーティーCo...

news148.jpg

天候と位置情報を活用 ルグランとジオロジックが新たな広告サービスを共同開発
ルグランとジオロジックが新たな「天気連動型広告」を共同開発した。ルグランが気象デー...