OpenFlowを対応機器なしで導入できる「オーバーレイ」トンネル接続で仮想ネットワークを構築

OpenFlowを導入したいが、OpenFlow対応機器を新たに導入するのは負担が大きい。こうした課題を解消するのが、米Big Switch Networksなどが推進する「オーバーレイ」技術だ。

2012年07月13日 08時00分 公開
[Shamus McGillicuddy,TechTarget]

 OpenFlowネットワークには、一般的にダンスと同じく1組のペアが必要だ。OpenFlowコントローラー、そしてOpenFlowをサポートするネットワークスイッチである。Software Defined Network(SDN)のベンダーである米Big Switch Networksは、新しいネットワークオーバーレイ技術によってOpenFlowコントローラーのユーザーに無数のダンスパートナーを提供したいと考えているようだ。

 Big Switchの新しいOpenFlowオーバーレイ技術は、同社のネットワーク仮想化アプリケーション「Big Virtual Switch」(現在β版)の一部だ。この技術は、OpenFlowに対応しているかどうかに関係なく、任意の物理インフラに仮想的なネットワークを構築できる。

ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...