OpenFlowを対応機器なしで導入できる「オーバーレイ」トンネル接続で仮想ネットワークを構築

OpenFlowを導入したいが、OpenFlow対応機器を新たに導入するのは負担が大きい。こうした課題を解消するのが、米Big Switch Networksなどが推進する「オーバーレイ」技術だ。

2012年07月13日 08時00分 公開
[Shamus McGillicuddy,TechTarget]

 OpenFlowネットワークには、一般的にダンスと同じく1組のペアが必要だ。OpenFlowコントローラー、そしてOpenFlowをサポートするネットワークスイッチである。Software Defined Network(SDN)のベンダーである米Big Switch Networksは、新しいネットワークオーバーレイ技術によってOpenFlowコントローラーのユーザーに無数のダンスパートナーを提供したいと考えているようだ。

 Big Switchの新しいOpenFlowオーバーレイ技術は、同社のネットワーク仮想化アプリケーション「Big Virtual Switch」(現在β版)の一部だ。この技術は、OpenFlowに対応しているかどうかに関係なく、任意の物理インフラに仮想的なネットワークを構築できる。

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