良品計画はどう実現? MDMなしの「無印良品流BYOD」MDMではポリシーが守れない

私物端末の業務利用(BYOD)を解禁した良品計画。同社はなぜBYOD解禁に至ったのか。セキュリティ対策の選定の背景は。同社担当者に聞いた。

2013年06月07日 08時00分 公開
[鳥越武史,TechTargetジャパン]

 「無印良品」を運営する良品計画は、2012年9月に私物端末の業務利用(BYOD)を解禁。現在、200台の私物端末の利用を許可し、従業員の私物スマートデバイスでグループウェアやメールサーバへアクセスできるようにしている。良品計画は、どういった経緯でBYODを解禁したのか。同社商品部海外担当の手計紀子氏に話を聞いた。手計氏は、2013年5月まで情報システム担当 運用管理課に所属し、BYODやセキュリティ対策の導入を主導した。

BYOD解禁の経緯:「グループウェアを外出先で使いたい」という声が多発

 良品計画がBYOD解禁に踏み切ったきっかけは、グループウェアをいつでもどこでも利用したいという従業員からの声の高まりだった。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

From Informa TechTarget

お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。

ITmedia マーケティング新着記事

news034.png

「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年2月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。

news183.png

LINE公式アカウントを活用した営業・カスタマーサポート向けビジネスチャットサービス「BizClo」でできること
企業担当者から顧客へワンツーワンのデジタルコミュニケーションの円滑化と組織管理を行...

news064.jpg

2025年のマーケターが「生成AIでテレビCMを作る」よりも優先すべきことは?
AIが生成した広告に対する反発が続いた1年を経て、マーケターはパフォーマンス重視で非難...