利用者のアクセス権限設定を簡素化し、社内外のプロジェクト参加メンバーとの情報共有を容易にした。
ブラビオは7月29日、クラウド型プロジェクト管理/情報共有ツールの新版「ブラビオ・プロジェクトver3.0」の提供を開始した。5ユーザーまで無料となる「フリープラン」と利用ユーザーを追加できる「アップグレードプラン」を用意。アップグレードプランは10ユーザー、1Gバイトのストレージの場合、月額3150円で利用できる。
ブラビオの取締役 COO 町田拓也氏は「クラウド型情報共有サービスでは、昨今問題となった“Googleグループ”のような意図しない情報公開が行われていることもある。そうした現状が企業にとってセキュリティリスクになり得る。ブラビオ・プロジェクトver3.0ではセキュリティを確保した状態で、プロジェクトに参加する社内外のユーザーとの情報共有をより簡単に実現できる」と説明する。
今回の新版では「管理者」「スタッフ」「外部スタッフ」「ゲスト」の4つのユーザーモードを搭載。また、タスク単位で適切なアクセス権限を設定して情報共有を可能にする「あんしんゲスト」機能を提供する。これにより、例えば「ゲスト」に設定されたユーザーは複雑なアクセス制限を設定することなく、アサインされたタスクだけが閲覧可能になる。
さらにガントチャートにおける「進捗率」機能を改善。町田氏によると、既存ユーザーからの要望が特に多かったという。各タスクを「進行中」「着手済み」「順調」などのステータス、数字による進捗率などのデータ入力が可能になった。
その他、「グループカレンダー」によって複数のプロジェクトを束ねたグループ全体の管理が容易になった。従来の担当者ビューに加えて、週表示や月表示などのカレンダー表示で複数の担当者のタスクアサイン状況なども把握できる。
町田氏は「プロジェクトや担当者によっては正直に進捗状況を入力してもらえないこともある。かといって、プロジェクトマネジャーが催促することも難しい」とプロジェクト管理の現状を指摘。ブラビオ・プロジェクトver3.0では、リアルタイムな進捗管理を支援する「Ping!」機能を搭載。プロジェクト管理者がタスク一覧の中から進捗状況を確認したいタスクをクリックすると、担当メンバーにメールで進捗報告を依頼でき、状況報告を促すことができる。
また、「エクセル一括出力」機能が追加され、Microsoft Excel形式でのデータ出力やリポート作成が容易になった。同ツールは既に国内で5000社以上の導入実績がある。ブラビオは今回の新版とともにゲストユーザーの利用促進キャンペーンなどの施策でさらなるユーザー獲得を目指すという。
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